映画史上最高に面白くてカッコ良い“ドル三部作”一作目!
“ドル三部作”の中でも、この作品の時点では“名無しの男”イーストウッド御大は意外とセリフを喋っていたのが印象的。一度は死にかけながらも棺桶の中で>>続きを読む
劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
冒頭繰り広げられる“捕獲”シーンが衝撃的。敢えて使ったこの“捕獲”という言葉がしっくりくるこのシーンから、この作品が単にキレイゴトを語ろうとするだ>>続きを読む
「落下の解剖学」と同じくフランス・グルノーブルを舞台とし、実際の未解決事件から着想を得た作品。
事件に感情移入し、解決の為のめり込んでいくうちに私生活までもが絡め乗っ取られていく捜査官達の姿を描いてい>>続きを読む
雪景色に遺体。「FARGO」のようなジャケ写に期待が高まる。
不審な転落死とそれを巡る法廷劇。
その法廷の場で炙り出されたのは“真実”ではなく“家族の有り様”。
「問題は君がどう思われるかだ」
サンド>>続きを読む
自ら犯した殺人事件を隠蔽したことがきっかけで罠にはまっていく刑事の運命を描く。
安定の韓国サスペンスノワール。そして安定の韓国警察のポンコツ&クズ具合!
前半、主人公の刑事が見事なまでに嵌められていく>>続きを読む
みんな大好き💕マブリー主演作品❤️兄貴のファンとしては逃す訳にはいかないので鑑賞。
人気シリーズ第3弾!しかも前作から短いスパンでの公開には結構ビックリ。
これまでもそうだったが、いよいよその鉄拳の強>>続きを読む
全体的にシャレオツ…というよりも硬派な雰囲気が漂っていた作品。
2018年、アフガニスタン紛争での作戦中、タリバンに率いる部隊を全滅させられ負傷し、身動きが取れなくなったアメリカ陸軍軍曹キンリー。彼は>>続きを読む
南インドの映画界、伝説の大女優サーヴィトリの生涯を軸に、1950年代から80年代にかけての華やかな「映画の都マドラス」を描き出す。
歌手・ミュージシャンと俳優の違いはあれど、「スター誕生」的展開という>>続きを読む
ロンドンを舞台に、ライバル関係のインド系パキスタン系2つのダンスグループがダンスコンペティションに挑む。
「ウエスト・サイド・ストーリー」的な青春ダンス物語と思わせておいて、主人公達の動機付けだったり>>続きを読む
最高のロードムービーであり、珠玉のシスターフッド・バディドラマであり、現代にも通ずる、女性への呪縛からの解放を描き、60年代70年代からの閉塞感、ムーブメントを時代を越えて引き継いだ、まさにあらゆる意>>続きを読む
自身も挫折した経験のある指導者が、落ちこぼれ弱小チームを栄光へと導く…こんな使い古されたプロットを、タイカ・ワイティティが語るとこうなりますか、といった印象。実際にタイカ・ワイティティ本人が登場して語>>続きを読む
今の時代にこそ相応しい、社会の寛容性、そして人として“成長する”“愛する”という事を描いた作品。
「彼は自分でそう決めているのだ」
というセリフがキーポイントであり印象的。
ラースの“リンドストロム”>>続きを読む
コロナ禍渦中のマスクを付けていた😷あの日常が、もう映画で描かれるようになるとは…。
そんなパンデミック真っ只中の2021年に起こった、「ゲームストップ株騒動」の裏側を取り上げた作品。
株式投資やアメリ>>続きを読む
世の中が変わろうとも、自らの“仁義”を貫こうとする、まるで昭和の任侠映画のような作品。
運命に逆らって、いくら逃れようとしても決して逃れることが出来ない、これぞまさに“業”。
全編通じての、アル・パチ>>続きを読む
生きていくうえでの“闇”とは“光”とは。
クリス・オドネルもガブリエル・アンウォーもフィリップ・シーモア・ホフマンもみんな若い!
「最強のふたり」の原型ともとれそうなバディドラマ。
人として、高邁な精>>続きを読む
「午前十時の映画祭13」にて鑑賞。
一見、対称的で全然似ていないんだけど、“一般社会からあぶれたはみ出し者”という似たもの同士だった2人の男達の友情を描いたバディ・ロードムービー。この手のテーマの作品>>続きを読む
月の裏側に生息するソ連製“宇宙サメ人間”と人類が対決する、安定のアサイラム作品。
コレぞ「えっ?サメ男」の直系の後継作なのでは?とでも言えそうな作品。特に“宇宙サメ人間”なんて、「ホントはこんな風にし>>続きを読む
サメとカニとアレと/魅惑のZ映画祭 ②
湖畔の研究所から脱走したのは、マッドサイエンティストによって作られた実験生物”サメ男”だった!チェーンソーをブン回し“サメ男”は人々に襲いかかる!
冒頭、監督ら>>続きを読む
サメとカニとアレと/魅惑のZ映画祭 ①
銀河の彼方から飛来した“宇宙ガニ🦀”。ファーストコンタクトを果たした人類が“バカな学生”だったため、その場のノリでコカインを吸わされキマってしまう。バリバリにキ>>続きを読む
常にバックで心臓🫀?の鼓動が鳴っているのがメチャクチャ怖い😱
ちょっとずつオカシイ登場人物達。ある意味理不尽、でも自業自得な状況におかれると、人はどうなってしまうのか。そんな人々の心根の奥底にあるもの>>続きを読む
ゴッドウィンやマックス、ダンカン、アルフィーといった“男たち”言い換えれば、意識的に或いは無意識のうちに形作られ出来上がっていった“男性優位の社会”と対峙し、鮮やかに軽やかに乗り越え、時には利用すらし>>続きを読む
往年の東映スーパー戦隊系の特撮魂を感じさせてくれる造型で個人的に強く印象に残るヴィラン“ブラックマンタ”。前作では中途半端な感じで終わってしまっていたけど、今回は文字通りの“魔改造”を受けて復活!前よ>>続きを読む
シリーズ5作目。
1作目「ダーティーハリー」から17年。ハリー・キャラハンもさすがに初老の風情。毎度のごとくS&W M29から放たれる.44マグナムも唸るが、今作では捕鯨銃のモリが悪者を貫く!
若き日>>続きを読む
“ダーティーハリー”と言えば、.44マグナム弾とそれを発射するS&W M29 6.5インチモデル。その強力な.44マグナム弾を発射できる世界初の自動拳銃“.44オートマグ”、しかも大柄なイーストウッド>>続きを読む
シリーズを通してハリーの相棒はマイノリティが勤めてきた。メキシコ系、アフリカ系、中国系だったりと。そして今作では当時、社会進出におけるマイノリティだった女性が相棒に。女性が戦闘機パイロットに迄なる現代>>続きを読む
イーストウッド御大がスゴいのは、前作「ダーティーハリー」で勝手について、一人歩きしてしまった“ハリー・キャラハン”と自身のイメージを、次作となる今作で早くも明確に否定してみせた事。イーストウッド御大の>>続きを読む
35mmフィルム上映『ワーナー・ブラザース 35ミリ・フィルム・セッションズ』にて鑑賞。
令和の世に、この作品をスクリーンで、しかも35mmフィルム上映で観れるなんて!
やっぱりイーストウッド御大の一>>続きを読む
【A24の知られざる映画たち】
俳優ヴァル・キルマーが自身の人生を振り返ったドキュメンタリー。
世代というか、裕福な家庭だった故か、幼少期から撮り溜められた映像素材の物量が半端ない!そして俳優として活>>続きを読む
劇場公開時鑑賞しましたがNHK「BS世界のドキュメンタリー」にてOAされていたものを再鑑賞再レビュー。
北朝鮮の朝鮮労働党委員長・金正恩の兄である金正男暗殺事件の真相に迫るドキュメンタリー。
劇場公開>>続きを読む
前日鑑賞したユルユルな南北朝鮮融和ファンタジーコメディ作品とは180°違う、あまりに酷い北朝鮮の実態に追ったドキュメンタリー。
北朝鮮から韓国に亡命しようとする家族と、彼らに協力する人々に密着する。>>続きを読む
朝鮮半島を南北分断する軍事境界線で巻き起こる、宝くじを巡る騒動。
某有名ドラマをパロった、ふざけた邦題に、「こ、これは…」と躊躇したけど、観に行って大正解!(ちなみに本家ドラマは観てませんが💦)まさに>>続きを読む
1971年夏の南部ノースカロライナ州ダーラム。人種差別が叫ばれる中、公民権運動家のアン・アトウォーターとKKKの支部長C.P.エリスが、学校統合に関する討論会で共同議長を務める事となる…
人間の持つ二>>続きを読む
シネフィルとして有名なバラク・オバマ元米大統領が“2022年”のお気に入り映画として挙げていた作品。この作品に限らず、何故日本の映画配給会社は“米国における黒人差別”をテーマにした作品を積極的に配給し>>続きを読む
まるで最近のNHKの大河ドラマのよう。
フランス革命からのナポレオンの人生を描くのにこの尺ではさすがに短かったか、それぞれのエピソードがあっさりと終わってしまっていた印象。そしてナポレオンの人生にジョ>>続きを読む
2021年に日本でも一般劇場公開されたタミル作品「囚人ディリ」のヒンディー版リメイク作品。完全無敵無双の主人公を「RRR」ラーマの父親役のアジャイ・デーヴガンが演じている。
「囚人ディリ」では、主人公>>続きを読む
第5回インド大映画祭 ④
学校教師ガルギの父親が仕事中に遭遇した事件で逮捕されてしまう。その日からガルギの日常は一変し、父にかけられた恥ずべき容疑を晴らそうと東奔西走するのだが…
個人的には今回のイン>>続きを読む