三國さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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娚の一生(2015年製作の映画)

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豊川悦司になりたいと思って見た一作。

でも違うんだね。

豊川悦司を越えたくて見た一作。

でも、そうじゃないんだね。

そういうことを書こうと思ったのに、思いの外レビューの数値が低くて、腹が立った
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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お社会派。それだけいって軽蔑して済まそうというなら刺されて死ね。といって僕は左でも右でもないけれど、両翼ともに目を覚せとでも言いたくなる。特に左。否、左でも、右でも、既成概念からはみ出たところから湧き>>続きを読む

シェーン(1953年製作の映画)

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貴女は今どこで何をしていますか?

殺しの烙印を、覚えていますか?

いつの間にか、貴女の観る癖が移ったようです。リアクショナルの声がそっくりだ。飼い犬に言ったものか、あるいは親か?

一生ものの傷を
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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「ふつう」

「平凡をなめるな」(パワポケ)
「私は、その台詞のありきたりが気に入った」(中村文則)
「普通の人が普通に生活していて、どうして幸福であり得ないのか」(僕、あるいは俺、私)

僕は、この
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ラストレター(2020年製作の映画)

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期待すべきじゃないな。人にも、映画にも。
万事、あるようにしてある。そのことの豊穣。息遣い。強さ。

僕は、暗い高校生活を送ったから、共感したとか、自分のことだとか、そういう幼稚な見方はしていない筈で
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シャイニング(1980年製作の映画)

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そういやキューブリックってこんな映画だったわ。わりと、わけわからん。難解? いや、繊細。あんまり俺に触れてくれるなって緊張が伝わってくるようだ。俺を、わかってくれるな。わかったような顔をするな。殺すぞ>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

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観葉植物が、根を生やそうと頑張る映画。

根を生やした生活をしたい。
君のおかげで生きる望みができた。
順番が逆のところに、本当がある。欺瞞でなく。

すごかった。
かつての、ある先輩から勧められて、
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

古き良き(出来の悪い)プロ芸!

俺たちが日本だッッ!!

センスがない。まじで、映像とか、演技とか(福士蒼汰ゴミ)、いやゴミはゴミなんだけど、拵もののゴミでは正当なるプロ芸は成り立たんのよ。
一日中
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田園に死す(1974年製作の映画)

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抗する者は抗する対象を殺せない。

図を支える地がわからない。
メタファーがメタファーたり得る土壌が異なってしまったのか。
橋川文三が、どこかで近代日本で一番の作品は大日本帝国だと書いていた。
その擬
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.1

スポーツは政治と関係ない、という主張の政治性は如何。
って、つまらない感想は嫌だ。

嫌だけど、どうしろってんだ。

誇りを求めているのは僕たちだ。

アスリートファストは、所詮自己満足だ。才能がある
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