100shimoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.0

アイザック・エスバン監督、恥ずかしながら、存じ上げませんでした。
どこの国の映画だろうと思いながら観ていましたが、メキシコだったんですね。ということは、スペイン語でしょうか?
というのも、お姉ちゃんの
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ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

3.5

音楽ファンにとっては伝説の人、ブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー。
ビーチ・ボーイズの名曲“God Only Knows”はあらゆる映画に使われているのでご存じの方も多いと思います。
精神を患い
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

これはノーラン監督だから難解なわけではなく、原作となった「アメリカン・プロメテウス」が、かなりの難読本なんです。
このとんでもない情報量の原作を映像化してくれたノーラン監督に感謝です。
ここでは、映画
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

ソマリア内戦におけるモガディシュの戦闘を描いた戦争映画の傑作を再鑑賞。
監督はリドリー・スコットだったんですね、忘れてました。
主役はジョシュ・ハートネットですが、登場人物が入り乱れる激しい戦闘シーン
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.5

前作「誓いのフィナーレ」から4年、遂にユーフォの新作を観れました!
前作で物足りなかった2年生編。3年生が卒部した秋からの久美子部長奮闘のお話し。
57分と言う短さ、映画というよりもTVアニメの延長の
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.5

思春期の少年の壊れやすい心を余白たっぷりに描いた良作。
10代の頃ってちょっとした出来事が大きな事件となり、不安定な日々を過ごしていたなと思い出しました。
レオとレミ、ふたりの親友、些細なことでその関
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.0

どこが追加されたシーンかは分からなかったが、とにかく面白い!
アッという間の139分、体感は1時間くらいです。
アクションのひとつひとつがカッコいい。砲台を回転しあうそれは戦車を使ったジョン・ウーです
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

前半1時間が強烈に眠かった。
ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、歌唱力と言えばのジェニファー・ハドソン、そして今や世界の歌姫テイラー・スウィフト、このキャストで見事にコケたラズベリー賞作品。
トム
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

夢を持って人生を生きることの素晴らしさを再確認させてくれる映画。
夢の実現を目的として、そこから逆算的に計画を立てれば、今日やるべきことが分かります。
毎日そうやって過ごすことにより、なんとなくで時間
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

当時はとんでもない犯罪者のように報道されていた記憶があります。
このWinny事件を語るときによく聞く、殺人に使われた包丁とそれを作った人の例えを映像化して、事件を分かりやすく解説してくれたのは嬉しい
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロの黄金コンビによるマフィア映画の名作。
デ・ニーロはもちろん、ジョー・ペシ、レイ・リオッタの演技が何度観ても素晴らしい!
そして、音楽!ロックを中心とし
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劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.5

ユーフォ3期に向けて劇場版再鑑賞の第2弾。
前作であすか先輩の出番が意外と少ないと思っていましたが、今作がメインだったんですね。
久美子とお姉ちゃん、あすか先輩が今作のメイン。よって最強ヒロイン高坂麗
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

映画史のなかでも屈指のオープニング!いつ観てもかっこいい!
タランティーノの初監督作品。伝説はここから始まった!
タランティーノお得意の会話劇と暴力、流血描写はすでに出来上がっています。
その巧みな脚
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

コカインを食べて凶暴になったクマが人々を襲う話。
「ヴィーガンズ・ハム」のようなネタ的なB級コメディかと思っていましたが、なかなかどうして面白い脚本ですね。
オープニングでレイ・リオッタ出てるの!とテ
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.0

これは高齢者の登山の物語ですけど、やっていることはロッキーですよ!ラストにロッキーのテーマが頭の中を流れます。
後悔のない人生を送るためにはどうすればいいのか、と問いかけられます。主人公のイーディが後
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.0

2008年のアイアンマンの公開からスーパーヒーロー映画を見続けてきたわけですが、さすがにもうこれはマンネリと言わざるを得ないです。
このジャンルでのお決まり、王道と呼べるストーリー。もうこれは狙ってや
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ティル(2022年製作の映画)

4.0

どんなリンチを受けたらこんな顔になるんですか!映画だからまだ見れましたが、かなりキツいです。
少年がリンチにあった理由は白人女性に口笛を吹いたから、たったそれだけです。
少年の遺体と対面したメイミーが
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.0

シンプルなメッセージを想像力豊かに表現した作品。
映画や音楽の良いところのひとつに、売れているものが一番優れているとは言い切れない点があります。
今作も決して大衆受けするような作品ではありませんが、こ
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.5

悪名高いグアンタナモ収容所を描いた作品。
アメリカという国が必ずしも正しいとは言えない、アメリカの過ち、その闇を記録した映画。
正義の名の下に行われる行為の愚かさ、一方的な正義、そのタチの悪さが見事に
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

ずっと観たいと思っていたスピルバーグの作品。
史実のジャーナリズムものって事件を知らないと難しくなりがちなんですけど、そこは流石のスピルバーグ、実に分かりやすく、面白い映画になっています。
最近では初
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

好きな映画監督は?と質問されたとき、ウェス・アンダーソンやソフィア・コッポラと答えておけば、センスがいいと思われますね。
そんな聞かれることのない質問に対して答えを用意しておくのは、映画ファンとしての
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.5

90年代に青春を過ごした身としては懐かしい!という想い。
TVアニメもやっていたような気がしますが、今までタートルズは観たことなかったんですよね。
ジャッキーのカンフーをお手本に忍術の修行って、それ忍
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.0

前作を再鑑賞して100%楽しめる状態で鑑賞しました。
前作のラストで、お姉ちゃんに手を出したら許さない、って言って終わりませんでしたかね?いつのまにか妹という設定になっているんですけど、どういうことで
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

エグゼクティブ・プロデューサーを製作総指揮と訳さないでと町山さんが言ってましたね。たしかにどこまで作品に関わっているか分かりませんからね。
オスカー・アイザック主演による本作。冒頭で主人公が言うように
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

ジョー・ライト監督の「つぐない」が面白かったので今作もいつか観ようと思ってたのですが、アマプラ配信終了間近ということで鑑賞。
原作はジェーン・オースティンの「高慢と偏見」、1813年の作品ということな
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

前作を劇場で見逃して後悔したので、今回はIMAXで観ました!
鬼太郎以来、久しぶりの劇場。この日のために原作も読了。万全の態勢です。
ちょっとこれバランスが悪いかな?クライマックスのラスト30分ぐらい
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.5

4月からの新シリーズ放送に向けて、劇場版を再鑑賞。
「氷菓」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」もいいけど、やっぱりユーフォが一番好きかも。
TVシリーズを観たのもだいぶ前なので、結構忘れていたとこ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

2回目の鑑賞。同じ時間を繰り返すタイムループもの。現在ではよくある題材ですが、当時はどうだったのでしょうか?うる星やつらファンの方がどう受け止めたのか気になりますね。
SF設定や戦車、バイク、戦闘機な
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.5

年齢によって響く作品ってありますよね。いまの自分にはこの映画がしっくりきました。
自身の病気により、いままでの人生を振り返る主人公。人生とは何かを問いかけます。
父親との関係を後悔するように、妻や娘と
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

映画ファンならずともタイトルを知っている名作「ローマの休日」を初めて鑑賞。
どうして今まで観なかったのか、名作と言われる理由が分かりました。
豪華な衣装と音楽、夢のあるストーリー。映画っていいな、と改
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

2.5

残念ながら、この映画を楽しめる感性は無いです。
POVや配信者など特に新しいものは見当たらないですし、何よりも主人公アニーの言動が不快です。
ストレートに感情を表すことがクールと思っているのでしょうか
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

時計の針が止まってみえる現象のことだよ♪きのこ帝国の「クロノスタシス」を使いたくなる映画。
台湾映画のリメイクといえば、「あの頃、君を追いかけた」を思い出します。
こういった良作のリメイクはどんどんや
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.5

良くできたミステリー。密室殺人かと思ったら、事件は思わぬ方向に。
スペインの「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のリメイクだったんですね。知りませんでした。しかも、オリジナルは「ロスト・ボディ」の監督
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市子(2023年製作の映画)

3.5

漫画の神様、手塚治虫先生は多忙ななかでも“映画は1日1本”を習慣としていたそうで、私もそれを心がけています。
ただ、映画は量、観た本数ではなくいかに深く理解するかだと最近は思うのです。
今作は非常に良
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

タランティーノからの影響を感じますね。「ジャンゴ」と「イングロリアス・バスターズ」を合わせたような作品でした。
どんな状況においても冷静で適切な判断力。歳をとっても衰えない肉体。やっぱり男たるもの鍛え
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.0

ショーン・ペンの監督作品といえば傑作「イントゥ・ザ・ワイルド」ですよね。近年の出演作のなかでは「博士と狂人」の演技は胸を打つものがありました。
今作は犯罪の実話もの。予告編を観ると、結構ハラハラしそう
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