このレビューはネタバレを含みます
情報量が多すぎる。史実の話なのに三つ時系列（その全ての話が複雑）を同時展開するので、初見では曖昧な箇所が多々ある。関連書籍片手にストップしながら見ないと多少原爆開発に明るい人でも苦しいと思う。
3時間は長い。複雑なストーリーも相まって辛い。しかし興味があるなら映画館で見ることを勧めたい。特に音響面で映画館じゃないと体感できないであろうことが多い。（主に爆音と足響）
一番鳥肌というか恐ろしいシーンは原爆開発に成功したオッペンハイマーを研究関連者一同で迎えるシーン。個人的には爆発シーンよりよっぽどショックだった。
あと原子爆弾の爆発後連鎖反応が止まらないかもの件は知識として知っていたけど、トリニティまでには解決した物かと思ってた。世界の大気が燃え切って滅亡はほぼ起こらないでトリニティ実験やったのは普通に狂ってる。事実は小説より奇なり。少年漫画じゃないんだから。。
