バンクーバー国際映画祭にて。
医師になるためにアメリカに渡った息子ソソが借金をつくってしまい、それを老いた父カキが渡米して助ける…というジョージアのコメディ。
味わいあるおじさんたちが繰り広げるゆるいコメディ、どこか悲哀漂うような音楽流れ、ブライトンビーチの古いホテルに集まるグルジアの仲間たちの日々の生活と父の奮闘が描かれる。
出てくるおじさんたちが皆味がある。どこかヌケてたり頭おかしいスレスレだったり。愛すべきキャラのポンコツおじさんたちが皆で協力してカキとソソに協力する。
ちょっと息子甘やかせすぎじゃない?自分でもなんとかすれば?とは思うが、いろいろ事情もあり。
息子にモヤモヤしながら見ていたがそれでも父子の思い合う姿に和んでしまう。
息子のためにはるばるやってきてここまでする父、優しすぎるわ。
無茶なことして返り討ちにあったり散々なんだけど、父子の愛が救いだな。
どん底ドラマながら悲壮感出しすぎず、ちょっと笑える物語だった。