東京国際映画祭2021
《追記:審査員特別賞取りましたね!!》
ダルデンヌ兄弟プロデュース・・ってまるで彼らが監督してる作品みたい!
・・通常カットを割るタイミングを引っ張り役者の演技を見せる
…
東京国際映画祭2021 コンペティション
アジアン・プレミア
もっともらしい感想以前にメキシコってこんなに腐敗してるのか…
正直な話、絶対住みたくないし日本に生まれて良かったというか、、、
基本的…
一般人の母親が、誘拐された娘を探し、奔走するというのが個人的に目新しかった
どんどんと、残酷な現実が明らかになっていくし、一般人で出来る範囲内で頑張っていて良い
旦那が空気読めていないところも辛さを…
母は強し。いや強すぎる。
隣人も友人も警察も信用出来ない状況で闇組織相手に無茶しすぎや。
母が警棒を手渡された瞬間が、この映画が最も動く瞬間だった。
監督曰く、暴力接した人間は暴力装置の一部に…
娘が誘拐された、しかも警察が全く機能してないし、誰を頼って信用して良いか全く分からない絶望的な状況。
こうなったら自分で動くしかない母だが、そこに待つのは想像を絶する暴力と腐敗した世界。
行ってき…
このレビューはネタバレを含みます
今年のコンペティション部門は13作品を鑑賞し、本作品がラストでした。
一言だけ本作品の感想を記すと、ラストシーンは全くの蛇足だと思います…あの後、どんな展開だろうともこの映画がテーマとして扱っただ…
恐ろしい映画です。
メキシコの誘拐ビジネスとカルテルに戦いを挑む母親の物語ですが、『ボーダーライン』を観たときのような、メキシコの恐ろしさを体感させられる作品です。
サスペンスとしての緊張感も凄まじ…
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