正月に地震があって、私自身は金沢にいるので被害はなかったが、彼女の家族が被災したり、連絡が取れない人がいたりして、気分が下向きになっていたとき、なんか気分の上がる映画ないかなと思ってアマプラをブラブラしていたら配信されているのを思い出して観た。めっちゃ良かった。
僕らの知る“マリオ”というコンテンツをイルミネーションの得意なドタバタに完璧に落とし込んでいて、楽しさが1番に感じられてかなり良かった。
ゲーム内で一言二言しか喋らないキャラの造形を整えていくのって結構難しいと思う。マリオなんか全キャラそうだし、あまり喋らないからこそ、私たちの中で勝手に作り上げたキャラがあるだろうし、そこら辺を上手いことギャグで消化していて、というか全部ギャグで包み込んでいて、真面目映画にしなかったのはかなり舵取りがうまい。
「ぴーちぴーちぴちぴちピーチ。うぉううぉううぉおおう」じゃねえよクッパさん面白いな笑 またクッパのピーチ城のっとりの動機が描かれていたのが良かった。愛だったのか。
あのやけに哲学的な星はなんだったんだ。チコってそういうキャラだっけ？ペンギンがノイローゼになってるのも最高だった。
