小枝

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの小枝のネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観たぞー!だいぶSEEDの続きだった!楽しかった!

すごく情緒に丁寧な映画だったと思う。こんなにキャラの情動に心動かされたのは呪術0以来かもしれない。デュランダルと面と向かって話したのはキラだから、キラが戦争の抑止を1人で抱え込むのわかるし、それにアスランは少し間違っていて、キラはラクスに「一緒に歩もう」と言ってないんじゃないんです。キラにとってラクスは守ると決めた“世界”そのものだから、ラクスに一緒に平和な世界を守ろうとは言えないんです。だからラクスに撃墜命令を出された時はとても悲しかったんですよね。世界から裏切られたも同然なので。本当にあれはよく立ち直ったと思う。アスランもアスランで「なんで助けてと言えない!」って怒ってたけど(おまえ助けてって言って助けに来てくれるとこにいなかったろ!キラの優しさ舐めんなよ!)とは思った。

そこでマリューさんのセリフが刺さるんですよね。「ラクスさんって平和をポンっとプレゼントして欲しいわけじゃないと思うわよ」と。これ!これです!この台詞全部いい!声の優しさといい、発話のタイミング、姿勢、マリューのバックグラウンド加味して全部いい!まじでこの姐さん好きだわ…となった。そしてその通りなんですよね。言葉が心に沁みるとはこのことですよ。

戦闘はマリューさんがずっと指示出して叫んでるのが最高だった。というかマリューさんの「緊急制動!」という掛け声ひとつで大気圏内で戦艦を縦にしてスライド飛行で巨大ビームを避けるノイマンという操舵手何者なんだよ…なにせ宇宙戦において戦艦が強いというコンセプトが現れていてよかった。戦艦の火力が高いと安心するし、だからこそミーティアの価値が高まる。あれはモビルスーツを戦艦クラスの火力に底上げする外部パッチだから。てか新しいデュエルとバスターがミーティア背負った時は本当に興奮した!!!俺はディアッカが好きなんですよ…

ラクスの乳を掠めてったあの公国の皇太子がどこかクロスアンジュのエンブリオと重なったのは私だけ?機体は全部カッコよかったけど、1番好きなのはエヴァみたいな装甲付けたムウの乗ってたアカツキ!巨大ビームの第一中継点を最高にかっこいい武装でぶち抜いてビームをライフで受けてたし…凄すぎる。

シンってほんと可愛いキャラだわ。バイキングで山盛り食べるシン可愛いし、喧嘩に入ってってボコされるシン可愛いし、分身を教えてあげるシン可愛い。ディスティニーに乗った瞬間1対4でも余裕なのめっちゃ笑った。そんなディスティニーが良かったのかと。かわいい。

そんなことよりもフェムテク装甲ズルくない?アスランについてはコメントなし!すごく面白い映画だった!
小枝

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