評判が良すぎるので鑑賞。
私は「クレヨンしんちゃん」は観たことがない。舞台は春日部で、エロい少年のしんちゃんと両親と妹の4人家族…程度の知識。
想像以上に面白かった。
1970年の大阪万博を丸パクリした、春日部の20世紀博。その懐かしさに子どもたちを差し置いて楽しむ大人たち。
そして、20世紀博に洗脳されていき、子ども化する大人たち。
その洗脳をしんちゃんたちが解いていく話し。
子どものころは良かったな、ずっと子どもでいたかったとか、将来の不安とか、誰でも一度は考えたことがあるテーマをもってきたのは、（たまたまかもだけど）良かった。
ノルタルジックな気持ちになれる映画。この映画が『ALWAYS 三丁目の夕日』以前に作られていたのか。
それも凄い。
それから、東京タワーのようなタワーでのシーン。2001年制作だし決してアニメ技術のクオリティーも高い映画じゃないけど、高所恐怖症の私はどの映画よりもヒヤヒヤして観てました。
