もうみぃ

ブレードランナー ファイナル・カットのもうみぃのレビュー・感想・評価

4.0
古い作品だけれども古臭く感じないところがとても好きです。
酸性雨がずっと降ってる未来の話で(といっても2019年代の設定だけど)多国籍なのか独特の異国情緒が印象的な映画。

原作がフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」です。
レプリカントは他者に共感できるのかみたいな問いかけがあるのだけれど中にはレプリカントでも感情があったりする者もいて人間ぽくってとても考えさせられる。

ハリソン・フォード演じるデッカードはレプリカント専門の賞金稼ぎなんだがデッカード本人ですら人間なのかレプリカントなのか考えてしまいます。
他人の記憶を植え付けられる技術が確立している設定だから昔の記憶ですら疑わしい未来の話。

サイバーパンク=ブレードランナーという言葉が当時から印象的だったけど今見ても確かにそうだなと思うし金字塔的な作品ですね。
もうみぃ

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