呪われた街と呼ばれるシェイディサイドのナイトウィング・キャンプ場。
そんな中、悪しき存在に取り憑かれてしまった1人の若者が集まった宿泊者たちに襲いかかり、楽しいはずの夏のキャンプは恐怖のサバイバルと化す。
R・L・スタインの同名小説を原作に、「ハネムーン」のリー・ジャニアク監督がメガホンをとったホラー3部作の第2作。
ナイトウィングキャンプ場の惨劇は、まさに『13日の金曜日』そのものであり、殺人鬼が麻袋を被って斧を持つ姿は初期のジェイソンを彷彿とさせます。
壁を破るシーンはジャック・ニコルソンの『シャイニング』っぽかったですね。
キャンプ場で、おバカなカップル達が殺人鬼の餌食となるお約束的な展開で、けっこう緊迫感もある。
殺人鬼モノとしては結構頑張っていると思う。
とはいえ、本作は殺人が始まるまでが長い。
前半はかなりじっくりキャンプ場の様子を描いている。
そのため前作に比べてもどかしく感じた。
しかし、キャラクターをじっくり描いたことで、彼らの運命の行方をより感情移入しながら見守ることが出来た。
次回の予告からすると、今まで死んだ人は1666年でなんかいわくがあった人たちなのか?
予告が結構期待させてくれる。
完結編であるパート3が非常に楽しみだ。