格闘家・リュウがサガットを打ち破ってから数年後。
犯罪シンジケートシャドルーの魔の手が世界中に及び、各地でテロ活動などが相次いでいた。
事態を重く見たインターポールはアメリカ空軍と協力し、シャドルーの壊滅作戦へと動き出す。
TVゲームで大人気シリーズになった『ストリートファイター』の劇場版アニメーション。
当時、大人気だった格闘ゲームのアニメ映画。
ブームも手伝って、とんでもない豪華なスタッフで製作された作品で、格闘部分もプロの格闘家が監修している。
自分もスーファミで指が擦りきれるほど
ヤリ込んだゲーム。
そんなゲームキャラがアニメで動くだけでもなんか嬉しいもんです。
アニメの絵柄も良かったし、格闘もアニメっぽいのではなく、しっかり重みのあるリアルな格闘にゲーム的な必殺技をうまく組み合わせていて好感がもてました。
ただ、ストーリーは突っ込みどころが多いです。
リュウとケンを絡めながら、春麗とガイルの敵、ベガとの闘いがメインです。
その他のキャラクターの押さえドコロもいい感じでした。
特にエドモンド本田とダルシムの闘いとか、マジウケる。
春麗とバルログの闘いも良かった。
決して観る側に親切な映画の創りじゃないと思うし、ゲームをやってたらもっと…?とか、思う時もあります。
でも、面白かった。
感動した。
画面の隅々迄「魂」を感じた。
スタッフの命を感じた。
何と言ってもキャラクターが生きてた。
美しい作画、目もくらむ動画、テンポの良いシナリオ。
そう言うスキルを越えての「感動」でした。
あと、羽賀研二の演技の上手さが異常です
。
主題歌もダブルミリオンの大ヒット。
歌った歌手は今や大女優の篠原涼子。
しかも曲を作ったのは、レジェンド級の音楽家、小室哲哉。
愛しさと切なさと心強さと~♪