スーパーボウルの開催が間近に迫ったある日、マイアミ・ドルフィンズのマスコットであるイルカが何者かに盗まれた。
広報部は慌てて世界でただひとりというペット専門の探偵エース・ベンチェラを雇って捜査を依頼するのだが…。
過剰なギャグとアクションで観る者を戸惑わせつつも、ついには笑わせてしまう怪コメディアン、J・キャリー主演によるドタバタ・コメディー映画。
ジムキャリー主演。
行方不明のペットを探すペット探偵の話。
出だしからめちゃくちゃで、驚かされた。
今回はフットボールのマスコットのイルカが盗まれた事件。
小さな証拠を見つけ、それから犯人を手繰り寄せる。
事件をといていく過程で見せるジムキャリーの行動や顔が面白い。
そのほかに周りにいる動物も可愛い&面白い。
ストーリー的には、無理なとこ・無駄なとこが多かった気がしないでもないけど、気にしない。
結局はジムの演技を生かすための脚本だし…。
内容よりジムキャリーの行動が光ってしまうのはやっぱりジムキャリーの実力?
ジムキャリー演じるペット探偵のエース・ベンチュラの飄々としていながらキレキレの推理でペット誘拐の犯人へ近づいていくのがとてもかっこいい。
コレは彼の演技でなければ成立しない。
『マスク』以前の、かなり前の映画だけど、そんなの関係ねぇ、ってカンジで、純粋に笑える。
もうこんなテンションのキャリーは見られないだろうなと思うと残念。
それくらいの金字塔です。