人生における大冒険って
・心や身体に心配がないか
・一人でできるか(またはパートナーとなる人がいるか)
・時間はあるか
・お金はあるか
・行き先は今安全か
という要素に左右されて、
若い時にはお金を気にし過ぎて、
気づけば旅行なんてもう一生できないってメンタルになるほど社会で揉まれちゃって。
余裕が出てきた頃にはお金はあってもそんな元気はないよって自信をなくして。
自分の準備は万全でも、世界はそうじゃ無くなることもあって。
結構難しいことなんだと実感してる。
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予告編を観て何故か泣いてしまって、ギリギリ映画館で観てきた!
技術としては、今ではもっと簡単に、誰にでも開かれた門かもしれない。
だけど、2017年に、あんな映像を残したこと、
あれだけの地域を渡ってその機材を守り抜いたこと。ドキュメンタリーを作ろうと思ったこと。
素晴らしい。
あのすぐ終わっちゃうエンドロールとか、
多分あそこで出会ったおじいさんや子供たちは、きっとこの映画を観ることなく死んでいくのかもしれないこととか思っちゃって沁みる。
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他人の旅行や冒険なんて
正直全員興味ないし、そのくせ自分の経験についてはみんな話したい。
みたいなのってある。でも彼らを見てたら、
勝手に共感するし、続きが気になるし、自分の話まで聞いてもらった気分になった。
自分自身の偏見を恥じたり
逆に余裕になって裏切られたり
名前を知ったって二度と連絡をとることはなかったり
そこで出会った人がその国の印象全てになったり
頑張って現地の言葉を覚えてみたら、めちゃくちゃ楽しくなったり。
旅行者って明らかに分かるから、護られたり、居やすかったり。(またはその逆)
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思い出したこと↓
人に話すには大事すぎて、まさに自慢話になるから誰にも話したことはない。知り合いは見てないからここに書いておこう
インドで二度も出会ったのに、運命じゃなかったこと。
チュニスで、こんなとこにいたら危ない!って、1週間も家に泊めてもらったこと。
親切でヘナタトゥーしてくれたと思ったらお金請求されて、たった1000円払うのがめちゃくちゃ悔しいと思っちゃったこと。
ここはスラムだから危ない!ってめちゃくちゃ綺麗な公園指差して、謎のスパみたいなところに泊めてくれた金持ちおじさん。
40度以上のところぼったくりラクダを無視して歩いてたら、バイクにのったじいちゃんとかわいい子供が現れて、目的地に向かってくれて。あのこに少しでもお金を握らせておけばよかったと後悔したこと。
なんでわざわざ現地の言葉で挨拶するの?っていうことを説明せずとも教えてくれた叔母。