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ロブスターのmegのネタバレレビュー・内容・結末

ロブスター(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

あの中に欺いてない人はいたかな
もちろん何もしてない人には何も起きてない

正直でも迎合できなければ人として機能できなくなり
都合よく生きたからといって不幸が待ってないわけじゃなく、本心をバレてはいけない

実はそのまま日常でよくあることで、意識すらされてない行いなんだろうけど

映画の中ではどっちに傾いても罰が下された。
本当に死んだり、苦しみが続いたり、幸せが終わったりという 

もしあの映画の施設に自分がいたらと考えてみた。
なにも迷惑かけず早く動物になって、逃げて楽になれるなんて幸せだと心から思って、なにもしないで動物になると思う。

現実では
都合の良いやつ、嘘つくやつが嫌いで、
自分が自分で許せない行いをしちゃったら、自分も不幸になってもいいと感じていつも悲しむと同時に怒っているのにね。

人間が動物になるなんてあり得ないファンタジーでも、
眼が見えなくなっても、最後まで何かを待って画面内に居続けるっていうのはファンタジーじゃなくめちゃくちゃ現実にいる人間でもあった!


あと全然関係ないけど自分ならこういう人間模様みたいなポスターにしない、全部を希望された動物だけにする
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