リッジスカイウォーカー

ドラゴンボール超 スーパーヒーローのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.5
あけましておめでとうございます。
レビューを読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。
今年もマイペースで映画・ドラマ・アニメといろいろ観ていって、レビューをしていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします🐉


さて、辰年🐲にちなんで、新年一本目はずっと観たかったドラゴンボール新作をチョイス⭐️


前作ブロリーでジャコと繋げてきましたが、本作はレッドリボン軍とドクターゲロのストーリーのその後を描くお話。

昔懐かしの映像を冒頭に盛り込み、ボルテージはいきなり最高潮🤩


パンちゃんを中心にピッコロと悟飯の関係を掘り下げ、ゲロの孫ヘド、それが作り出す新たな人造人間ガンマという魅力的なキャラを創出。

ドラゴンボールの世界がさらに広がっていき、鳥山明先生の熱烈大ファンとしては、めちゃくちゃ楽しめました!!

新キャラもイキイキしていてもう好き!!
好きすぎる!!


やっぱりドラゴンボールはもう戦わなくていいんですよね。
戦わないパートが俺の大好きなドラゴンボールで最高。
ピッコロのキャラどんどん面白くなるなぁ。
笑えるところもたくさんありました。
カプセル・コーポレーションが悪の組織っていう設定がもう爆笑🤣
ピッコロが文句言いつつも完全にパンちゃんのおじいちゃんという役回りが微笑ましい。
昔懐かしの設定も思い出したように盛り込んでいて、ファンにはたまらんです!
あ、そういう設定なのね?というのが、めっちゃファン心理をくすぐってきます!


強くなり方がインスタントすぎて、そこはもう全然面白くないんですけど😅、今作はずっとスポットに当たって来なかった悟飯とピッコロにフォーカスが当たっており、悟空とベジータが共闘しない展開と、脇のキャラクターのみでラスボスに立ち向かうという、完全にドラゴンボール版アベンジャーズとなっていて、そこは盛大にMARVELをパクってるなぁと思いつつも、バトルシーンのアニメーションが非常に凝っていたのが飽きずに観れた要因だと感じますね😉

ラストのvsラディッツ戦を彷彿とさせる、立場逆転の勝利にはカタルシスを感じずにはいられない!!


いや、しかし、アニメーションすごかったなぁ。
これまでのバトルシーンは何やってるかわからないくらい「速さ」を追求しすぎてたと思うんですが、速さはありつつも魅せるところはしっかりと止めていて、じっくり観れました。
CGと手描きの良いところを凝縮してる感じ。
そういえばスラムダンクの技法と同じかもしれないですね。
温かみがありつつ、最先端を感じる。
作画も完璧。
アニメーションはまだまだ進化しそうです。

新作のドラゴンボールのアニメも始まりますし、本作はアニメと漫画で連載中のドラゴンボール超から地続きで繋がっていることを感じ取れるので、まだ読んでない漫画を読みたくなりました。
ブロリーまで出てくるし、映画版もまた見返したくなりますねぇ。


ドラゴンボールはジャンプの連載が中途半端に終わってガッカリだったんですが、神vs神から鳥山明先生が本気を出してきたのか、本作までちゃんと新作エピソードが作られていてありがたい限りです😆

漫画連載はできないけど、漫画やアニメを作るのは誰かに任せて、世界観と新キャラ、ストーリーに徹するという手法は、かなり裏技的なやり方だと思いますが、ここまで世界中で愛されている作品だからこそ、フォロワーがたくさんいるからこそできる正攻法だと思う。

この座組でどんどん新作が作られるのは嬉しすぎますね!
作れるだけどんどん作って欲しい!
もちろんファンが納得するクオリティは維持してね😉


まだまだドラゴンボールは楽しめそう!!
ドラゴンボール好きな人にはオススメです!