リッジスカイウォーカー

グラン・トリノのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
2.7
妻を亡くし、息子には疎まれ、孫には煙たがられるイーストウッドお爺ちゃん。

生き方を尊重されず、生きることに自暴自棄になる日々。


そんな中、隣人のトラブルに介入したことをキッカケに、新たな人間関係を築いていく。


家族よりも、今、心を許せる存在に、いつしか生きる糧を見出すも、イーストウッドが取った選択が招いた悲劇に、人生最後の決意をする。


どのように生きるかを神父に問われ、生きる意味を見出せず後悔しかなかったが、隣人の未来を救うため行動に移す。


話としては美しいですが、料理を振る舞われたり、ちょっとした交流をしただけで、遺産を提供するまでになるものなのかな?


実の家族との関係の掘り下げが薄すぎるので、なぜにこの選択をしたのか共感はできなかった。


バックグラウンドの描写が圧倒的に足りないように思う。



一番心に残ったのは、

やっぱり隣人トラブルは嫌だ!!!


ということですわ。。
それに尽きます。


あと、家族だからって支え合わなきゃいけないことはない!っていうのも良かったです。


でもそれくらいだな。