都麦

ウォンカとチョコレート工場のはじまりの都麦のレビュー・感想・評価

4.1
ポールキング、俺はオメの映画にはパヂントン以来絶大な信頼を置いている。そして今日、クリスマス・イブの丸ピカ2階席ウォンカ、かなり期待して挑んだつもりだ。だがしかしその期待は最初の船のシーンで裏切られ、俺はあまりの素晴らしさと完成度に絶望する。最高だよアンタ(T ^ T)

想像の遥か上をいくストーリーに300%のウレシイ、ピカピカのチョコレートの魔法で300%タノシイ、そしてウィリー・ウォンカと仲間たちの澄んだ優しさとチョコレートの分かち合いに600%のダイスキがうまれ、無事1986オメガトライブ以来の完全無欠な1000%が誕生した。

ラストシーン、そりゃボロボロボロボロ泣いてまう。ママ、出演秒数2分くらいなんじゃない?それなのにあのインパクト、あの愛おしさと懐かしさ、ずるいちゃむ……。

最近世の中の「キャー⭐️ティモシー❤️」っぷりに辟易としているが、この映画は、この映画だけは彼にしか演じられなかっただろうということも書いておこう……。すごかった……。ジョニー・デップの作り上げた世界のウィリー・ウォンカ像に怖気付かず、完璧なウォンカだったよ……。だいすきだよ……。

にしても、とにかくこの薄汚れた世界で、この話を産んでくれてありがとうとしか言いようがない。
甘いものに例えられた現実直視映画だったけど、それでも最後に残るのは優しさだった。これからもずっとウォンカのチョコレートが世界に金色の紙をもって届き続けますように……
都麦

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