同性愛の目覚めを題材にの若葉の様な作品は多く有れど、この老年期の同性愛カップルの 終末の迎えかたを考える枯葉の様な物語。
年齢的に近ければ避けては通れない、最後の人生を考えさせられ、短いのでラストま…
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静かで深い愛の作品
サムとタスカーの気持ちどちらも共感できるから辛い。自分のことが自分でわからなくなることも愛するサムのことをいつか忘れてサムを1人で残してしまうことも、タスカーにとっては怖くてた…
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長年のパートナーが認知症になってからしばらくして。旅行に出てお互いの本音を知ることになるとはな。まだ比較的症状が軽いから話し合いができるんだろうな。コミュニケーションがとれていなかったり症状が重くな…
>>続きを読むコリン・ファースとスタンリー・トゥッチがカップル役を演じ、20年の歳月をともにしてきた2人が思いがけず早く訪れた最後の時間に向き合う姿を、イギリスの湖水地方の美しい風景とともに描いたヒューマンドラマ…
>>続きを読むメモ:
安楽死や尊厳死については、(この作品で選択肢として直接扱っているわけではないが)、人間として今現在この世に生きている以上目を逸らすことはできない。
平野啓一郎の分人という概念を持ち出すならば…
ようやく腹を括ってみることができた。自分にパートナーがあったとして、病に侵され変わっていく姿を間近に見続ける覚悟ができるかどうか。サムの決断ができるほど愛せるか。一方でもしも自分が認知症になってしま…
>>続きを読む「愛しているなら死なせてくれ 本当に愛しているなら」
ピアニストのサムと作家のタスカーは20年来の同性パートナー。ところがタスカーが認知症を患い、2人はあまりにも早すぎる人生の最終章を意識せざるを…
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