このレビューはネタバレを含みます
つぐみ(樫本琳花さん)の目から見えてる世界の色合いなのかな。何かこう活力の色が抜けたような。痛みと諦めが刺さる冒頭は、Web試写と感じ方が違った。
こういう繊細なつくりの作品は特に、映画館という…
親からの虐待で心に傷を負った人たちを保護するファミリーホームの話。そこで生活をする3人の女子はそれぞれ抱えているものがあり、各人のドラマが展開する。重い設定ではあるが、優しい視点で描かれていて、自分…
>>続きを読む今まで見たインデペンデント系作品の中で一番の作品。
カメラワーク、空間の捉え方、物語のテーマの一貫性、何を写すか写さぬか、音の使い方等がきちんと考えられている。
セリフに関しても、若干説明的すぎるき…
薬を飲むつぐみを止めに入ったときのお母さんの声で哀しさがかなり伝わる
ハイボール飲んだあとの『おいしい』でやっと父を許せた瞬間。
つぐみがラスト電話するシーンで、少しつぐみ自身が強くなっている…
短いし、ちょっと観て帰ろう。しゅはまさん出てるし。くらいで行きました。
不謹慎な物言いですが、非常に面白かったです。
児童虐待の重い話なのですが、ものすごく身近にある、リアルな世界を感じました。
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虐待を受け、ファミリーホームで暮らしている少女たちのお話。
暴力の虐待もきついが性的虐待に悩む子は見ていてよりきつい。
お洒落をしても、おいしい食事を食べても、素敵な映画を観てもなにも感じない、そん…
監督も虐待された経験があるというのをどこかで知りました(MGに載ってるコメントだったかな)。つぐみの独白は、監督自身がずっと心に強く思ってきたことなのでしょうね。
現実は映画のようにスルッとはまと…
ごく普通の青年とファミリーホームで暮らす女の子が出会って、思って、葛藤して、乗り越えていく話。
感覚としては理解していましたが、ファミリーホームってこういうものです、というのが作品全体を通して描写…
虐待やネグレクトによって心に傷を負った人たちが暮らすファミリーホーム。それぞれの傷をそれぞれがどのように乗り越えていくのか。題材はとても深刻で重いけど、寄り添うように描かれる物語はとても暖かく、美し…
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