アトミ

劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産のアトミのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

60点

メガファウナ。
キャピタルタワー頂上のナット(終着駅)でフォトン・バッテリーの受け渡し場所であるザンクト・ポルトの図面(クンパ大佐の調査部からケルベス教官が拝借)を見て作戦を練る一同。ザンクト・ポルトに登録されてないメガファウナは当然入れないゆえ下にある144番ナット「リミーター」からなら?と提案するベルリ。
と、ラライヤがデッキで暴れてると連絡が入り、ベルリが向かう。
なんでもGセルフにまた変なバックパックが取り付けられてるからみたいだ。
Gセルフは「アサルトパック」を装填中。

その頃。
サラマンドラ。
遭難船は救助するというキャピタルタワーのルールを利用し潜り込もうとするクリム中尉。

その頃。
144番ナット「リミーター」。
遭難船メガファウナは港以外の移動は認められなかった。
アイーダはGアルケイン、ベルリはGセルフ(封印。バックパックなし。コックピットにはベルリ、ノレド、ラライヤ)の2機でザンクト・ポルトへ上がってみる。
と、既にアメリア軍本体が到着していた。
2機はザンクト・ポルト内へ。
アイーダ、ベルリ、ノレド、ラライヤは大聖堂へ向かう。
アメリア軍はザンクト・ポルトを管理する能力があると主張。
が、長官はタワーはキャピタルタワー管理運営はキャピタルガードの使命だと主張。
と、ガビアルが攻撃を受ける。
月から謎の艦隊(ドレット軍)とモビルスーツ部隊が出撃。
143番ナットにいたガランデンが合流。一旦「地球同盟」として協力。
Gセルフはバックパックを装着。Gアルケインとガランデンデッキに入る。
マスクは先にアメリア軍と謎の艦隊が潰しあってくれる事を望むため、そのような陣営を取るようバララに指示。

ノレドとベルリは整備兵の中にマニィを見つけびっくり。
と、順にモビルスーツ出撃が始まり、ベルリ達とマスク隊はクリム隊と合流。白旗で油断させて敵大将を取る作戦に出る。
が、艦隊は白旗モビルスーツ隊に攻撃開始。ベルリ隊は一旦撤退。

その頃。
ノウトゥ・ドレット将軍率いる交渉団はザンクト・ポルトの大聖堂へ。

その頃。
ベルリ達は大聖堂へ。
と、マスク隊、クリム隊も合流。みんなで大聖堂へ(ラライヤは体調不良なようで大聖堂前にある医者へ)。

大聖堂。
ドレット軍は「軍備している根拠」として地球人がタブーを破り大陸間戦争を始めたからだとした。
クリム大尉は「ゴンドアンにそそのかされ地球に攻め込むつもりだ。そして地球に移民する『レコンギスタ作戦』を実行するつもりだろ?」と鎌をかける。ブチ切れたロックパイ・ゲティ(金髪のモビルスーツパイロット)は「トワサンガがフォトン・バッテリーをわけてやったおかげで地球人はモヤシな歴史が築けたんだぞ!」とバカにする。
「地球再建にはトワサンガの熱意も必要。総監にはアメリアの大統領と国民に伝えて頂きたい。もう1つアメリアが宇宙艦隊を作れたということはトワサンガの協力者がいたと言うこと。レイハントン家の生き残り以外に。それら競技の余地がある」とドレット将軍。
アイーダはルアン少尉に「トワサンガに行く準備を」と指示。

ロックパイ部隊とマスク隊が戦闘。
マスクはドレット艦隊に「何か」を取り付け、ガランデンとトンズラ。月へ。
アメリア軍サラマンドラも月へ。遅れをとってメガファウナも月へ。ドレット艦隊のモビルスーツ部隊がサラマンドラを襲うが天才クリムが撃破。ベルリは一機を捕虜にした。

メガファウナ。
ラライヤがちゃんと喋れるようになる。

捕虜リンゴ・ロン・ジャマノッタ少尉。
トワサンガでは地球人が来るなんて想像出来てる人はいない。と。

メガファウナ、サラマンドラ、ガランデンはトワサンガへ向かう。
ドレット艦隊ロックパイはメガビームランチャーに乗り、二機で追いかける。

その頃。
Gセルフはアサルトパックで出撃。

その頃。
リンゴはラライヤが「先発隊」として送られたんだと知り、ドレットのやり方に不信感。

ラライヤはモビルスーツに試しに乗ってみる。意外にわかる。

ロックパイはメガビームランチャーを発射。熱源2箇所に気づいたベルリは応戦。メガランチャーを撃墜。ベルリはできる限りパイロットを殺さずに倒して行く。
ドレット軍のモビルスーツパイロット曰くGセルフは「不採用になったYG」だが正規採用されたモランよりも強い。ベルリの操縦テクがヤバい。ロックパイのメガランチャーも撃退。ロックパイはYGがラライヤではなく地球人がパイロットだと気づきビビって一旦撤退。地球人に伝説のニュータイプがいるのか?と悔しがる。

そんな中。
メガファウナにリンゴ専用モランをラライヤが普通に動かし、援護。

メガファウナ。
戦場から近かったためクリム大尉は機体修理にメガファウナに着艦。

トワサンガに向かうメガファウナとサラマンドラ。
モビルスーツ等の攻撃もなしで肩透かし。
リンゴ曰く「政権側とドレット家でいざこざがある」らしい。

トワサンガ。
入港。寂れた港でラライヤ、リンゴも知らない港。メガファウナは1番港。サラマンドラは4番港へ。
コロニー内にモビルスーツで入ったクリム大尉隊待ち伏せしていたトワサンガモビルスーツ「ザックス」の部隊(ガヴァン隊)に捕まってしまう。

そんな中。
ベルリ達はラライヤの故郷 へ。
と、ラライヤのご近所さんフラミー(フラミニア・カッレ)と遭遇。
フラミーはモビルスーツを寝かせ、雑木林に隠すよう指示。ベルリ達に合わせたい人がいる。と。

そんな中。
ガランデンもトワサンガへ。

その頃。
ベルリ一行は雑木林の奥のゲートの中のオリーブ畑を超え、大きな屋敷(ロルッカ・バスケスの屋敷)へと招待されミラジ・バルバロスと対面。
アイーダとベルリは着替えさせられ、2人の実家に案内される。子供部屋でアイーダは幼き頃の写真を見つけ、涙が溢れる(他の写真等データは全てドレット家が削除)。
アイーダとベルリは姉弟。ピアニ・カルータ大尉の指揮の元、地球へと亡命させられ捨て子として処理される。Gセルフはレイハントン家直系の人間なら操作できる仕組み(2人を探すための仕掛け。レイハントンコード)だった。
アイーダはちょいギレ。Gセルフを動かせるようにしたがためにアイーダは恋人を殺され、ベルリは人殺しとなってしまった。ミラジ達に使命や理想、目的があったとしてもそれらは自分達自身で見つけて成し遂げる。時代は年寄りが作るものじゃない。と。

その頃。
マスクはトワサンガの技術を手に入れるため一旦仲間になるという作戦が進んでいるとマニィに説明する。

その頃。
ベルリは初恋アイーダが姉だったと知り、複雑過ぎる気持ちを抑えきれない。
ノルドは2人が姉弟で良かったとベルリに告白。
ベルリはアイーダのことを受け入れることにし、アイーダも改めてベルリを受け入れる。

その頃。
サラマンドラは軍司令部のゲスト扱いとしてトワサンガに入港。クリム大尉がアメリア大統領息子だと知って手のひらを返してきたようだ。クリム大尉はコレを利用する手は無いと考える。

その頃。
ガランデンを見に行くためGセルフで出撃。
と、ガランデンを護衛していたガヴァン隊がGセルフを確認。「レコンギスタ作戦の偵察に出したラライヤ・アクパールの機体」だとわかり、Gセルフに近づく。応答がないためGセルフを捕らえようとする隊だがブチ切れたベルリはザックスに攻撃。ガヴァン隊は撤退。ラライヤは「攻撃力をトワサンガに見せつけるのは危険」だと指摘。
アイーダはメガファウナを脱出させた方が良いかもと考える。

その頃。
ガランデン入港。
トワサンガの首相はクンパ大佐を歓迎し出迎える。

そんな中。
「底抜け(トワサンガのリングに穴が開き、瓦礫や土砂が宇宙空間に流れ出てしまう事故)」が発生(4、5年に1回ある)。トワサンガ政府はたまたま出航したメガファウナに片付けを依頼。トワサンガ軍にも指示(ヘルメス財団からのクレーム)。

そんな中。
マスクはトワサンガ軍から新型モビルスーツを借りることに成功。

そんな中。
大桟橋にはカシーバ・ミコシ(ピンク色)、港の外にはクレッセント・シップ(緑色。ヘルメス財団の船)。クレッセント・シップはビーナスグローブ(フォトン・バッテリー生産場所)に進路を取る。アイーダはコレを利用(盾に)して脱出しようと考える。

その頃。
バララ中尉のビフロンが試運転に(Gセルフ奪還)。マスクも同行。
トワサンガ軍マッシュナー司令官にら瓦礫掃除を命令されていたクリム大尉とミック中尉だったがメガファウナとGセルフの護衛に出動。ロックパイは瓦礫掃除をしヘルメス財団のご機嫌を取るよう司令官に命令される。

その頃。
ネオドゥで瓦礫掃除に出たラライヤ。
が、出力が出過ぎてコントロールを失い、ビフロンにぶつかってしまい、バトルに発展してしまう。
と、追いついたロックパイが「ヘルメス財団怒らせたらフォトン・バッテリーもらえなくなるぞ!」と喝!
突然みんなで仲良く、ではなく競走して瓦礫掃除を始める。

そんな中。
ランチでメガファウナにクンパ大佐が侵入。
気づいたロルッカが接触。クンパ大佐こと「ピアニ・カルータ大尉」はヘルメスのタブーを破って人類を争いに導いたとしてロルッカ激怒。クンパ大佐はGセルフが出てくるまで赤子2人の行方は知らなかった。Gセルフを地球に送ったロルッカの方が悪い!と言い争い。気づいたアイーダ。クンパ大佐が自分とベルリを連れたピアニだと知る。
アイーダはレイハントン家とドレット家の争いの元がヘルメス財団にあると知り、ヘルメス財団に調停を頼むことを考える。

そんな中。
マッシュナー司令官は戻ったロックパイに新モビルスーツガイトラッシュを使わせ、ガヴァン隊より先にGセルフ奪取を指示。

その頃。
瓦礫を撤去していたベルリ。リンゴが無線を傍受しGセルフ奪取にガヴァン隊がもうすぐ来ると報告。
メガファウナのデッキをマックナイフとビフロンが占拠。マスクがGセルフを奪取しようとコックピットのベルリを捕まえようとしたがベルリはマスクを蹴り飛ばす。
と、クリム大尉とミック中尉が助っ人に駆けつける。ガヴァン隊参戦。ロックパイも参戦。そのスキにメガファウナはクレッセント・シップを追い、合流する作戦。
ベルリはGセルフが囮になればとメガファウナから離れる。
ロックパイはガイトラッシュのビームマントでGセルフを包み込む。ベルリは「フォトンシールド(ビームコーティング。リフレクター効果)」を展開。と、ガイトラッシュエネルギーダウン。Gセルフがビームサーベルで切りつけると後方へぶっ飛んで行く。

Gセルフとメガファウナはクレッセント・シップの内側に上手い具合に停止。
ベルリが首からかけている「金のキー」とクレッセント・シップの入口が共鳴。「ファイル照合」で扉オープン。Gセルフで船中へと入る。
と、エンジンルームの中に「金のキー」と同じ「鳥」の紋章がある扉を発見。
と、アイーダも合流。ベルリはスリットに「キー」を挿入。と、エンジンが本格的に始動。「ビーナス・グロゥブへの旅をお楽しみください」と。
2人はGセルフコックピットへ。パネルにはバラの花の絵が。
近くでアイーダの顔を見てベルリは「姉さんて綺麗ですね」と改めて感じる。
「私は綺麗ですよ」と当然のように答える。
「凄いですね」と一目置くベルリ。
2人はGセルフでエンジンルームから出てクレッセント・シップのコックピット上へ。
男が「出発」を合図した。






というお話。
アトミ

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