アトミ

劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛のアトミのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

50点

クレッセント・シップ。
メガファウナ乗組員達はマラソン。
宇宙線被ばく対策と体内老廃物除去が目的らしい。が、みんなヘロヘロ。
実はフラミニア・カッレはクレッセント・シップの医者だった。
マスクと離れ離れになったアメリア軍になったわけではないがロニィもみんなと一緒に作業する。

と、クレッセント・シップ艦長エル・カインドからビーナス・グロゥブ(ヘルメス財団が建設)が目視できると館内放送が入る。

その頃。
クレッセント・シップを奪還するため向かうキア隊長率いるモビルスーツ部隊(ジット団)の姿。

クレッセント・シップ。
エル艦長は宇宙に取り残され絶望した人がいたからこそ逆にトワサンガ、ビーナス・グロゥブが建造されたと語る。
フォトン・バッテリー工場はオーシャン・リング(ビーナス・グロゥブの上にある)にあり、今見えてる球体はバッテリー。月くらいの大きさ(人類が永遠に生きていけるだけのエネルギー)。
そんなエネルギーの配給をキャピタルタワーに独占させてる。人の自由を侵害してると怒るアイーダ。エル艦長は「そのようにすり込まれたのですね?」と言われ、ハッとするアイーダ。

そんな中。
追いついたジット団がクレッセント・シップを乗っ取る。
キア・ムベッキ隊長は伝説のモビルスーツに似たG系統モビルスーツ「ジャイオーン」に搭乗。地球人はメガファウナに戻るよう命令する。

そんな中。
フラミリアと助手ヤーン(ジット団員のスパイ)がGセルフを奪取しようとしていたが動かない。ベルリが止めに入り「Gセルフは3人にだけしか動かせない」と説明。ブチ切れたフラミリアは「宇宙にあるものは誰にでも使えるものじゃなくてはいけません!タブー破りです!」とベルリに薬を注射する。ベルリ達はメガファウナ医務室に隔離される。

ジット団はトワサンガのハザム政権からメガファウナクルーの処分を頼まれていたのだった。クレッセント・シップクルーも囚われの身。
Gセルフはクレッセント・シップの格納庫へと運ばれ、ヤーンが解読に入る。

そんな中。
目を覚ますベルリ。
ロルッカは前にフラミリアがオーシャン・リングのマップを見て青ざめたことがあるのを思い出し、ジット団のラボがあると睨む。

そんな中。
ビーナス・グロゥブのロザリオ・テン・ポリスが不審な動きをキャッチ。モビルスーツ編隊を出撃させる。

そんな中。
ベルリ達はロザリオ・テンにいるラ・グー総裁に会いに行く前に手前にあるジット団のラボ(ジット・ラボ)にメガファウナで向かう作戦。

そんな中。
まだ動かないGセルフ。キア隊長は最悪ポリジット(テン・ポリスモビルスーツ)にぶち当てて爆発させ、クレッセント・シップとの共鳴を実験すればジット団の船「クルムーン」の運営に利用できると考え、出撃。
クレッセント・シップクルーにはラボへ向かうよう命令(爆弾がエル艦長の頭に取り付けられている)

そんな中。
ベルリはGアルケインで出撃準備。

その頃。
ジット団とテン・ポリスが交戦。
そのどさくさに紛れ、メガファウナはクレッセント・シップから離脱。ベルリはGアルケインでGセルフを奪取(突き飛ばしたフラミリアとヤーンはマニィとノレドの働きでクレッセント・シップが回収)。

そんな中。
Gセルフを奪取されたと知ったクン・スーンはジロッドでGセルフと一緒にいたラライヤのネオドゥを有線アームで攻撃。が、ラライヤは上手く交わし、アームを撃破する。

悔し泣きクンはキアの元へ戻り、ジャイオーン用のバックパック「ビッグアーム・ユニット」を放出。
ジット団はテン・ポリス編隊と交戦を再開。
Gセルフはジャイオーンと交戦。
キア隊長は見境なくビームサーベルを使用した結果「海の底」に穴を開けてしまい、大量の海水が宇宙放出。焦って穴の中へ。後を追うベルリはオーシャン・リングの中にマジの海があってビックリ。
と、ベルリは追ってきたチッカラ・デュアル搭乗ジャスティマと交戦。

その頃。
メガファウナはロザリオ・テンへ移動。
クレッセント・シップはテン・ポリスの監視下に置かれる(エル艦長の頭の上の爆弾はただの水中花グッズだった)。

その頃。
ラボからはコンキュデべヌスが発進。
ジャイオーンと合体。ジロッドがエネルギーチャージ。
ローゼンタール・コバシ(緑のリーゼント。オカマ言葉)搭乗の水中モビルスーツズゴッギーと、ジャスティマがGセルフを攻撃。
アイーダ達もリング内へ。ズゴッギーらと交戦。ダメージを受けズゴッギー、ジャスティマはフルムーン・シップへ後退。
と、エネルギーチャージ完了したコンキュデべヌスが攻撃態勢に入る。

その頃。
ラボに侵入したノレドとマニィとハロビー。
新型モビルスーツ「Gルシファー」をゲット。

その頃。
コンキュデべヌスの「オーブン攻撃」でベルリだけを焼き殺そうとしたキア隊長だったが海水流出スピードが早まってる事に気づき、コンキュデべヌスで「穴」を塞ぐ事にする。
自殺行為だと止めるクン。が、上空にGセルフを見つけ、ミサイル発射。今度は屋根に穴を開けてしまう。自分浅はかさを知ったクンはジャイオーンを引き上げるため海中へ。
が、ジャイオーンは浸水。キア隊長はクンにレコンギスタを託し、水死。
水没したジロッド。コンキュデべヌスと共に「穴」を塞ぎ、クンは海中から抜けたところで脱出ポッドで宇宙空間に脱出。

ベルリ達はロザリオ・テンの港に集結。
メガファウナとクレッセント・シップと合流。フラミリアとヤーンはクレッセント・シップからトンズラしたと知る。

首都ロザリオ・テン。
ラ・グー総裁から食事を共にするメガファウナクルー。今回の事件は自分の管理不行き届きが原因だと謝罪。
が、ドニエル艦長は「オーシャン・リングの6つの海が繋がるような時代になれば人々の心も変わる」と答える。
が、ラ・グー総裁は「心が変わる」から人がムタチオン(突然変異)すると知れば、中には絶望する人も出てくる。と残念がる。
そんな総裁はムタチオンにより200歳弱らしい。

そんな中。
ジット団が新型のフルムーン・シップに新型モビルスーツを積み込んでいるという情報が入る。

総裁は公安管制センターへ一行を招待。
ビーナス・グロゥブの全容を説明。
オーシャン・リングにはシー・ディスク(海)が6つ(後2つはまだ未完成)。地球の資源が無くなるまでにはビーナス・グロゥブを完成させたい。この膨大なエネルギーは地球自体を若い太陽系に移動させる等に利用。
と、メガファウナからパイロット招集連絡が入る。

その頃。
フルムーン・シップはキア隊長の遺志を継ぎ「レコンギスタ」を追行するため出航。
その中にはフラミリアの姿も。

その頃。
ベルリ達は出航準備。
奪取したジーラッハの操縦練習中のノレド。

その頃。
ラ・グー総裁から話があると言われ1人残ったアイーダ。
ビーナス・グロゥブは後2つ建設予定(地球自体を動かすため)。が、こんな技術は地球人に教えるべきじゃない。ジット団を見ればわかるように人類はそう簡単に変われるものではない。
それに20年前にあったピアニ・カルータ事件。彼はビーナス・グロゥブで人が劣化(ムタチオン)する姿を見て地球上で弱肉強食の戦いをし「種の強化」が必要だと宣言した。と話を聞く。
そしてラ・グー総裁はヅラとボディスーツを脱ぎムタチオンの姿をさらした(顔以外やせ細って、手足も短く、普通の人間の半分程の体)。

クレッセント・シップ(ラ・グー総裁から借りる)はメガファウナを積み、ジット団を追う。
ビーナス・グロゥブの技術者を含め、新型モビルスーツのダーマ(中にダハックが入ってる)、トリニティの調整。ロルッカはこれらの新型をアメリア軍に提供すればレジスタンスになると考える。
Gセルフはパーフェクトパックを取り付け中。

そんな中。
アイーダは1人考え事。
ラ・グー総裁はムタチオンは人間が宇宙空間に適応した手段だとも考えていたがまだアイーダ自身「変わること」への難しさを実感していた。

地球圏。
ジット団はどこかの艦隊と接触する動き。
キャピタル・アーミィのマスク隊とガランデンはカシーバ・ミコシに横付し占領。
アメリア艦隊のクリム大尉はカシーバ・ミコシを奪取しようとしている。
ドレット艦隊も出てきている。
アイーダは間に入って仲直りさせようと言い出し、皆に「えー。もう艦隊出てるのに?」とビックリされる。

キャピタル・アーミィとアメリア軍が交戦。
ベルリ(Gセルフパーフェクトパック)、アイーダ(Gアルケイン)、ラライヤとノレド(Gルシファー)、マニィ(ジーラッハ)で出撃。
どっちの味方という訳ではなくカシーバ・ミコシに危害が及ぼす因子の排除に出る。
ベルリは「フォトン・トルピード」を発射。光の粒子はモビルスーツを消し去って行く。
あまりにも圧倒的な威力に恐怖したベルリはパーフェクトパックを外す。

Gセルフを見つけたマスクとバララはベルリを「人殺し」と罵りながらマックナイフで攻撃。Gセルフはカシーバ・ミコシを盾にしながらマスクを撃退(ビームサーベルで攻撃する場面でGアルケインが邪魔してる場面あり。編集ミス?)。と、マニィがマスクナイフを助け、ガランデンに帰還。

アイーダはアメリア軍ラトルパイソンに合流し、グシオン・スルガン総監にフルムーン・シップの脅威に対策するよう忠告。準備に入る。アメリア軍は再びカシーバ・ミコシをその手に収めた。

そんな中。
ガランデンはフルムーンシップにコンタクトをとる。






というお話。
アトミ

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