このレビューはネタバレを含みます
魅力的なキャラクターたちと友情、美しい海と町で繰り広げられる夏の冒険、とてもキラキラしていた。そして何より、異質な他者だと思っていた存在は本当は恐ろしいものではなくて、私たちはともに生きていけるんだという前向きなメッセージが胸に刺さった。大好きな映画になった!
主人公のルカも好きだけど、アルベルトも良かったな。ルカに新しい世界を教えてくれる自由で勇敢な親友で、じつは寂しがりで臆病な自分を隠している。
台詞うろ覚えだけど、最後旅立つルカに「それ何?」って聞かれたアルベルトが「わからないから調べて教えて」って返せるようになったところ、すごく良くて泣いちゃった。寂しがりで臆病な自分を認めてあげられたアルベルトは、きっとあの町で幸せになれる。