自分はこの手のゆるいコメディが好きなハズなのに何故かさほど楽しめなかったのは、やっぱり主演の３大スターのせいかなぁ。いや彼らが悪い訳じゃないと思うけど。ビッグネーム３人がせっかく揃ったのに、特に化学反応は起きてないよな～って感じが肩透かしだったのかな。バランスの問題なのか。
ストーリーは面白いハズなのにハジけなかったですね。トミー・リー・ジョーンズが本当にヨロヨロしてるので、本当だったら笑えるシーンのオチにならない。むしろ、いたたまれない気持ちになる。
デニーロはもうだいぶ前から何やっても小遣い稼ぎのアルバイト演技にしか見えなかったけど(←個人の感想です)、それは別にいいですコメディだから。スコセッシの最新作は未見だけどどうなんだろ。
モーガン・フリーマンもアルバイト感ある。出番少な目なのでデニーロよりタイミー感ある。
こういう企画モノ臭い作品はどうしたってレジェンド俳優へのリスペクトで感動が底上げされがち。彼らのファンであれば祝祭ムードで盛り上がるのも一興だろうけど、特に思い入れもない自分は、逆に普通のキャストで観たかったです。
