風来坊

スパイ・ウルトラの風来坊のレビュー・感想・評価

スパイ・ウルトラ(2019年製作の映画)
3.0
テレビゲーム開発者のマットは新作ゲームの発表会でニューメキシコへ向かうが、間違いでたどり着いたのはメキシコのアカプルコだった。
何故かそこで彼はスパイ同士の戦いにに何故か巻き込まれてしまい…。
メキシコ製のドタバタアクションコメディ。

いわゆる巻き込まれ型のドタバタアクションコメディ。主人公がゲーム製作者なので、ゲームのような映像演出が特徴となっています。
主人公の状況解説も特徴的ですが、これはうるさく感じる人もいそう。
笑いの部分も底抜けに笑えるというものではなく
個人的には"ブツ"のしつこさが笑いました(笑)

メキシコ映画ではあるが言語は英語ですし、ウィリアム・ボールドウィンさんにマイケル・マドセンさんなどアメリカの大物俳優が出演しています。
酷評されているほどは悪くはないですが、ドタバタコメディにも物語に纏まりが必要でそこが微妙なのが問題かも。

アクションシーンは割りとちゃんとしていて迫力はありました。
主人公の活躍感と成長が乏しく、魅力に欠ける
主人公がゲーム製作者というのは活かされていたと思います。突き抜けた面白さに乏しく、このグダグダ感を楽しめればそこそこは観れる作品と思います。

まとめの一言
「ウルトラには程遠い」
風来坊

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