逃げるし恥だし役立たず

リーサル・コネクションの逃げるし恥だし役立たずのレビュー・感想・評価

リーサル・コネクション(2019年製作の映画)
2.5
FBI潜入捜査官・ウェイド(カイウィ・ライマン) と現地警察・ガンツリグ(アマルサイハン・バルジニャム)、マフィア重要証人・セリク(サンジャル・マディ)が協立してモンゴル・マフィアに挑む犯罪アクション。
上映時間が99分と短く映画というよりドラマ作品と思えば無駄が少なく良作、モンゴルが舞台ということも新鮮。モンゴルの平原から首都ウランバートルへの列車の車窓からの風情などロケーションも多彩である。列車の中でのセリクとマフィアの刺客・テンジン(ザンドス・アイバソフ)との死闘、ラストの出廷までの迫力あるノンストップ・アクションを堪能出来る。
個人的には、若いカザフスタンの証人役で演技もアクションも言語も流暢なイケメンを演じたサンジャル・マディの好演が一番の見所である。兎にも角にもイケている。
「リーサル・コネクション」を原題「The Mongolian Connection」に何故しなかったのかが疑問、良い作品のため非常に勿体無い。
序盤のセリクの替玉で殉職する刑事は防弾ベストの有無以前にセリクとは全く別物なのは御愛嬌。