さるやん

ジョン・ウィック:コンセクエンスのさるやんのレビュー・感想・評価

4.0
こんにちは、さるやんです。
ジョン・ウィック最新作、実はこれ映画館で見逃してたんですね。
知り合いと行こうよ、っていっててお互いなかなか時間が合わずに(三時間あるからね)他の先見よ、ってなってたらいつの間にか朝と夜しかやらなくなってて
気がついたときには終わってました。

三時間という時間もネックでした。
え?インド映画好きやん、さるやん、
インド映画たいていそれくらいあるよね?
そう、インド映画は歌あり踊りあり、戦いや恋があって三時間感ですけどジョン・ウィックほぼ殺し合いですよ。
そんなこともあって去年は見逃してしまい、皆さんのレビューや、直接の感想を聞いたらやはり、映画館見たくなって、運良く池袋の新文芸坐で見ることができました。

いやー凄かった、ほんとに凄かった。
面白かった!というのとはちよっとニュアンスが違います。
だって、ストーリーほぼないし、まあ、やってることは1からそんなに変わってないですね。
まあ、ジョン・ウィック可愛そうではあるんですけどそもそも隠居してるんだったらもっと治安の良いとこ住めば良いのにと思ったり。
ロシアンマフィアやら、イタリアンマフィアやらいるところ住んでること自体やっぱり、この人戦いを求めてるんだなと、それか、なくなった奥さんの守護天使っぷりがすごかったのか。
というわけで今作も行く先々で死を撒き散らしてます。
もう、大阪コンチネンタルなんてとばっちりもよいとこです。
娘じゃないけど、こっち来んなという感じ。
コンセクエンスの何が優れているかというと、キャラ達のマッチング具合なんですね。
キヌアと真田広之、真田広之とその娘役、真田広之とド兄さん、キヌアとド兄さん、そして、共闘などなど、見てておおおお~~~!!ってなるシーンの目白押しなんです。

アクションもこれでもか、これでもかという力技もあればみたこともないようなシーンもあり、こりゃ3時間飽きないわ!と思いました。

あと、静止画のような場面の切り取りの美しいとこ。
凄惨なシーンの合間に差し込まれるカットがまるで絵画のように美しいですね。

そして迎えるラスト。自分としてはこのラストは好きなのでこれ以上はもういいんじゃないかな?って思ってます。

きれいに終わらせることで完成されたものになったんではと。
さるやん

さるやん