さるやん

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のさるやんのレビュー・感想・評価

4.2
こんにちは、さるやんです。
皆さん、スポーツアニメはお好きですか?
古くは、巨人の星、侍ジャイアンツ、サインはV、明日のジョー、エースを狙え、そして、スラムダンクあたらしいところでは異色ながらブルーロックと数多のスポーツアニメが作られてきました。

その中で個人的にもっとも好きなアニメであり、この物語の一番核となる部分を映画作品として公開したのが本作だと思っております。

実はSLAMDUNKファーストを見ておりません。それは井上雄彦氏の障害者バスケを描いた作品"リアル"のなかであまりにも主人公が勝ちにこだわる姿勢に納得いかなかったからです。

私は子供のことから身長には恵まれていたものの、不器用だったり、根気がなかったり、また足も早くなかったりしていわゆる運動音痴でした。
どちらかというインドア派でファミコン以前の電子ゲームなどからのゲームすきで、
それでも学生のころには卓球やバドミントン、大学生のころはなぜかアメフト部にも加入していました。

ただ勝ちにこだわる姿勢が強いかと言うとそんなこともなく、そう、この物語の孤爪研磨のような気持ちを持っていたわけです。
やはり、練習はきついし、ほぼ毎日練習は、あるわけだし、ケガは多いですし、正直何ヶ月かバックレた時期も、あったりしました。

それでもシーズンになったりするとテレビで少しながら試合をやったりしてまたやりたい、と思って復帰したりもしました。

つまり、なにが言いたいかと言うと、今しかできないときにスポーツを楽しみたいと思ったんですよね。

そんな思いがこの映画は詰め込まれてました。
最大のライバルでありながら、合宿では一緒に切磋琢磨した強敵(と、かいて、友と呼ぶ)とをコートを挟んで激しい攻防を繰り広げながらワイワイガチャガチャやる姿がどの試合よりも楽しくみることが、できました。


ちなみち、ハイキューで好きなキャラは
烏野だと山口であります。
彼は1年生のなかでも能力的には劣るものの、後に唯一無二の素晴らしい技を手に入れてなくてはならない存在になります。
また、音駒の黒尾鉄朗キャプテンも先輩ながら一切のおごりがなく孤爪研磨をバレーえといざなった人物であり、また部活に対して冷めていたツッキーに、対しても立ちはだかる敵となるのも承知でバレーの楽しさを一歩前にも、いざなった人物でもあり、ハイキューには烏野や、音駒の監督のように子どもたちにバレーの楽しさを普及する先人たちが多く描かれており、まずスポーツを楽しもうよ、という姿勢に溢れた素晴らしい作品であり、今作がその最たる作品ではないかと思っております。
さるやん

さるやん