半ばまで怖すぎてホラーかと思ったけど、自由と自分自身を得る物語で幸せな終わり方ではないけれどホッと終えられて安心した。
正直、こんなに掘り下げてハッキリと彼女の過去まで知られると思っていなかった。
苦しいし悲しくて心身共にかなり痛いけれど、明確なエンディングで引きずらない、後味さっぱり。
冷ややかな金属類やビー玉が体を転がり流れて
いく高揚感は安易に想像出来る…。
比較が正しくないのは承知の上で…同じく依存症を描いたSHAMEの方がモヤモヤして終わって背筋がゾッとしたから、あちらの方が好みだった。
でも、やっぱり主人公の過去も、不幸せな結婚生活も観てしまっているから、この先は幸せであって欲しいと肩を震わせてしまった。
