生きることを諦めない姿を観て、生きることを願ってもいいのか、もう諦めてしまう方がいいと思うほど地獄で。
不思議なのは、しんどくてリタイアというより続きばかりが気になる事。
少年はどう選択するのか、成長していくのか、一体どこに辿り着くのか。
ただただ守られるだけの筈の少年が、どんどん変わっていく…言葉を失い虚無の眼差しの彼が成長というには悪の部分が大きく余りの試練で苦しい…。
と思っていたけれどちゃんと映画で、最後は安心していいのか分からないけどきちんと幕が落ちた。
求めていた場所に行ける筈なのに悲しいかな、言葉を失い彼の目には光が消えてしまっている。
大人も悪いが、それ以上あんな大人にしかなれない戦争が悪い。
画が綺麗で動物が可愛かったり(それだけじゃないけど…)不思議な感覚、
観れて良かったと素直に感じている。
出演者の方、スタッフさん動物たち、心身共に大丈夫だろうか、お疲れ様でした。
前作も戦争の映画だったみたいだけど、
今後、この監督はどんな作品を描くのか。
