フランチェスカは行方不明になった知人の1人掛けソファを譲り受けることに。
しかしそのソファは呪われており、男たちを魅了するフランチェスカに恋をしてしまう。
ソファは彼女の身も心も独占するべく、家を訪れる人間たちを次々と襲撃。
珍しいニュージーランド映画。
人を魅了する何かを持つ女性が、意志を持ち人を殺すソファを買ってしまったお話し。
B級感をウリにしているのは分かるけれど、思ったよりテンションが低くて少しがっかりである。
はっちゃけ感が中途半端だし致命的なのは主人公が全く魅力不足。
あれで男を狂わすと言われても説得感ゼロ。
唯一良かったのはソファーのデザイン。
つぶらなひとみがユルキャラ。
つぶらでまんまるな瞳、もちもちのわがままボディ、ふわふわのお口。
プリティな子が凶悪なコトをしでかすのって興奮するじゃないねえ。
全体的に完全に物足りないけれど、ソファの愛らしさとキャラでなんとか乗り切ってくれた。
あと、女の子たちがギャアギャア叫ばないところがいい。
突っ込みどころ満載の1本。
ずっこけるオチも嫌いじゃないよ。