大金は人を狂わせるものですよね。
題名の通り藁にもすがる獣たちの駆け引きが、時系列を追って伏線回収されていきハラハラドキドキで面白かった!
タランティーノのパルプフィクションを彷彿とさせる作品でした。
悪人はもとより真面目な善人でも大金を目の前にしたら魔が刺すことってありますよね。
あなたらどうする?
って問いかけているような作品でした。
結局、認知症のお母さんが一番まともだったというオチ。そのくらいに大金の魔力は普通の人をおかしくしてしまうということか。
「生きてさえいれば何とかなるものよ。
5体満足なら」