自分が輝ける場所って必ずあるんだよと教えてくれる映画でした!
前半は妹ひどい、許せないって気持ちにさせるわけですが、実は妹は読書障害というハンデを負ってるんです。
この辺りは「愛を読む人」を思い出しました。
お姉さんも弁護士だけど恋愛には恵まれず、人間みんな色々抱えて生きてるわけですね。
EEカミングスの詩が効果的に使われていてラストはぐっときました。
題名のin her shoesは「彼女の立場になって」という意味だそうです。劇中度々出てくる靴。それぞれの人生は靴と同じくぴったり合うものを探していくようなものという意味も込められています。
自分の居場所がないと悩んだ時に観るとよい作品でした。
E. E. Cummingsの詩の一節
「i carry your heart with me
(i carry it in my heart)
あなたの心と共に 私の心を重ねて
i am never without it
(anywhere i go you go,my dear;
and whatever is done by only me is your doing,my darling)
決して離すことなく
私が行くところ あなたも共に
私のすることは あなたのすること
愛しい人」