新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶付き上映を鑑賞。
一度レールからはずれた人間が普通になることはもうできないのか...そんな問いが見ている間ずっと頭の中で渦巻いていた。
13年の懲役を終え刑務所から…
三上正夫(役所広司)は幼少の頃に母親に捨てられ、荒れた生活を送り人生のを大半を刑務所で過ごしてきた。13年の刑期を終え出所し、今度こそまっとうに生きていこうと思っていた所にテレビのドキュメンタリー番…
>>続きを読む予告編詐欺映画。わざわざミスリードさせることもないし、集客には逆効果では?
不寛容な社会で、こぼれた人々をどう救っていくか模索していこうという意図がわかる。不愉快にさせられたラスト近くの施設内のシ…
西川美和監督作品はこれが初。刑務所出所後の姿を描写。簡単ではない社会復帰に対し、手を差し伸べてくれる周囲の人達の暖かさ、昔の血が沸き立つ怖さ。美しく描くが、綺麗事にはしない厳しさ。監督の目線の複雑さ…
>>続きを読む役所さんが三上さんでした。
この方は本当にいくつになっても子供みたいな顔ができるね。
太賀以外の周り人はみんな大切な人がいるんだね。
後半の好転しながらもゆっくり下降していくような不安感。。…
このレビューはネタバレを含みます
パンフレット買おうとして「すばらしき世界…」って口に出した途端、レジで再び泣き出した不審者は私です。レジの人ごめんなさい。
あのラストカットのタイトル出た瞬間、なぜか涙ぼっろぼろ出てきて、エンドロ…
鉄格子から始まり、空で終わるカット。
これは反比例の映画なのかもしれないと思った。
社会的、人間的。同じ行動でも見え方は180度異なる。
己の理性が、見える景色・世界に勝ったり負けたりする様子は単…
"すばらしき"世界
市井で文学
西川監督、やっぱり大好き
スターフライヤー、かしわ飯に大狂乱
ディテールがすべて愛おしい。
三上は三上という人物にしか見えない。役所広司が演じているということを…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会