こぅ

乗馬練習場のこぅのレビュー・感想・評価

乗馬練習場(1950年製作の映画)
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イヴ・アレグレ監督による、密室【フレンチ・ノワール⁈】。


病院に駆け込むロベール(ベルナール・ブリエ)。
病室には、危篤状態の愛する妻ドラ(シモーヌ・シニョレ)が。
彼は彼女との幸せな思い出を回想しつつ回復を願う。
しかしドラの母親(ジャヌ・マルカン)が現れ、衝撃の真実を語り始める…。


序盤からジャンルがボヤけているのは先行き良くない脚本の予兆だ。

事故で危篤の妻を前に泣き崩れて夫の回想に入る。
テンポは良いが展開には もたつき を感じる。
妻の母親が駆けつけてからはようやく若干面白味が出てくる。
夫の回想に母親からの回想が入って、真実が語られる。
病室での回想交えたやり取り、
3人のソリッドシチュエーションだ。
母娘はファムファタ。
夫のいない陰で2人は笑っていた。

ロベールは容姿は良くない(禿げのチビ)が、裕福であった。
途中で知り合ったフランソワは、容姿は良いが、ボンビーだった。
強欲で両方求めるのが、ドラだ。


クライマックスは、
ドラが手術台へと向かう、、

助かるのか⁈


因果応報、
自業自得な結末は説得力はあるが、フツーというか地味で、何かしらツイストが欲しかったかな。
ノワールと括るにはインパクトに欠けるのだ⤵︎
タイムも70分くらいに纏められる内容。


ビンタレベル★☆☆☆☆
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