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戦争と女の顔のAOIのレビュー・感想・評価

戦争と女の顔(2019年製作の映画)
4.1
【WWII直後のレニングラード、復員後に軍病院で働く女性兵士らを中心に描く異色の戦争映画】

2015年のノーベル文学賞を受賞した『戦争は女の顔をしていない』を原案に撮られた作品
このタイトルにハッとする

戦争で傷を受けるのは男性ばかりではないのに、戦争と女性は直接的に結びつきにくい

女たちの役割や、戦争のPTSDを抱える高長身の女性兵士イーヤと戦友マーシャの奇妙な関係を淡々と描きながらも緊張感がある作品
そして意外な展開になっていく

主役の演技も良かったが 親友マーシャを演じたヴァシリサ•ペレリギナさんから目が離せない

焦ったい程の長い“間”に深い意味を感じる
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