ワンカット風撮影で話題の今作、やっと見てきた。IMAXで鑑賞。戦争映画はやっぱり大きいスクリーンで見るに限る。
ワンカットなこと最初忘れてて、冒頭のシーンでずっと歩いてるところを移動しながら撮影するのを見て、あ、そっか、ワンカットか、と思い出した。
ワンカットで撮影しているからこその臨場感、自分も今まさにそこにいるような感じで没入して楽しめる感はあるのだけど、区切らないからこそなんだか目的地がすごく近く感じてしまってそこが残念だった。
川に流されはしたものの、ほぼほぼ移動してないように見える…
実話を元にしているからこそ、やや物語に抑揚がないんだけど、ついさっきまでいなかった人たちが突然たくさんいたり、ついさっきまでいたのに一瞬で出てこなくなったりと、なんとなくファンタジー風にも見えてきたり…
ボロッボロで到着するのに手紙はちゃんと渡せたところも、あ、川下ったけど大丈夫だったの?とツッコミたくなるし、え?相討ちはどうなったの?とか、頭の傷どこ?!てなったりと余計なことを考えてしまうのはあんまりよくないんだろうな。
それでもやはり映像は素晴らしく、トーマスニューマンの音楽もとても印象に残った。ダンケルクでも思ったけど、最近は直球じゃなくて別の角度?からの戦争映画が多い気がするね。
コリンファース出てるの知らなくてエンドクレジットで気付いてあとで画像検索したよ…ベネディクトカンバーバッチはいまかいまかとずっと待ってたから最後の最後にでてきてやっとか!てなった。貫禄が増してる。
いま、攻撃を中止したとしても3日後にはまた別の命令が下りる。それでも任務を完遂したことを褒めて欲しい。