「サスペリア PART2 完全版」(1975年、ダリオ・アルジェント監督)をWOWOWオンデマンドで初視聴。
原題”Profondo Rosso “つまり”Deep Red”の意。サスペリア(1977年)の続編でなく、日本公開時の商業上の理由で続編扱いにされたもの。
これはホラーというよりミステリーに近い印象。時折、笑ってしまうコミカルな描写が多いのは意外だった。
米国人ピアニストのマークに対し、女性新聞記者、ジャンナ「女性のほうが弱いですって?それなら腕相撲で勝負よ!」って展開に笑う、何これ
時折現れる黒革手袋はダリオ・アルジェント監督のお約束!
バスタブの熱湯に顔を押し込められ殺されるアマンダさんの真っ赤な表情がエグい
ゴブリンの音楽は本作でも素晴らしい。しかし存在感の主張が強すぎる(笑)画面の演出や状況と合ってないのもご愛嬌。
これか!噂には聞いていた、突然襲い来る奇怪なカラクリ人形!表情や動きが不気味すぎる…。
ハリウッドホラーのようなジャンブスケアではなく、小物、美術品などで不気味さを演出する手法は好感。
マジか、真犯人はこいつか…意外な結末に少し驚いた。ラストの旧型のエレベーターを使った殺め方は結構グロい。
ジャッロ映画の代表作、名作と聞くが
楽しみ方が分かってないためか肩透かしでした。