リッジスカイウォーカー

イエスタデイのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
4.7
いやーこれはドツボでした!
素晴らしい!

なぜか一部の存在がこの世から抹消されてしまう。
その中にビートルズがあり、世界中の人が知らない。
ビートルズを知らないってことは、ビートルズの曲を知らないってことで、yesterday を弾いてみたらすごく良い曲ね、なんて言われてしまうw

主人公は大変な責任を持ってしまった!と思い、ありったけに曲を思い出し、ビートルズの曲を弾きまくる。

たちまちのうちに話題になり、あれよあれよという間にスター入り。

エド・シーランが本人役で出てきて、それもウケる🤣


ただ段々と盗作で有名になったことに後ろめたさを感じる主人公。

自分にとって本当に大事なことは何か?を自問自答する日々。

富・名声と自分らしさを天秤にかけ、どのように生きるかを問いかけてきます。


驚きはラストに訪れる。
あったものがない世界で、なかったものがあることに気づき、それと対面した瞬間は、「あ!」って声が出ちゃいました。


人は直接的な繋がりがなくても、どこかで存在をしていれば精神的な心の支えになるんですよね。


この世界線があったら、今どうなっていただろう?
正にimagineですね。


ダニー・ボイルが描くハートフル・コメディ。
彼の作品の中で一番好きだな。

素敵なお話です。

ビートルズが好きな人なら感動しかないと思います。

僕は胸がいっぱいになりました☺️

※脚本のリチャード・カーティスってアバウト・タイム、ノッティングヒルの恋人の人なんですね!
僕はこの方の書くお話が好きなんだわって思った。