人よりも(ほんのちょっぴり(?))傷つきやすくて、衝動的で、自由でありたいというだけで、人が構築したシステムにこんなにも乗っかれないものなのだと、ただただ呆然と観ていました。
多様性の尊重は、※ただ…
このレビューはネタバレを含みます
なにか結末があるわけではなく、解決もバッドエンドでもなく、拍子抜け…と思った瞬間、あぁこれが今現在進行形で抱えている社会問題なのだなということに気がついた。
出てくるひと誰一人悪くないし、みんな力…
主演の怪演は言わずもがな、脚本、撮影、編集全てにおいて完成度が高く、非常に見応えがあった。観客の期待を裏切りながらどごでも主人公に寄り添って進んでいく終盤の展開は、リアリズムにもエンタメにも形容でき…
>>続きを読むあの赤いジャケット(実際はピンク色)を羽織ったポスターの彼女の太々しいまでの表情が最高で、これはもう絶対にゴールデン・ウィークに観なければならないと心に決めていたのだが、とにかく壮絶に涙が出た。と…
>>続きを読む凄まじい映画でした
「システム・クラッシャー」とは、ケアホームからケアホームへ、里親から里親へ、あまりにも乱暴で行く先々で問題を起こし、施設を転々とする制御不能で攻撃的な子供のことです
9歳の少…
純で直、繊細で鋭利、愛らしい笑顔と、何を起こすか分からない不安。そんな命の轟を見事に宿した主演のヘレナ・ツェンゲルに、ただただ圧倒される。
フラットな慈愛を感じる視点と、彼女と、もちろん大人の役者…
2019年・第69回ベルリン国際映画祭アルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)など世界各地で数々の賞に輝いたドイツ映画では、社会に居場所をなくしてしまった9歳の少女の姿を繊細かつ強烈に描き出していて、心に…
>>続きを読む観てよかった。けどとてもしんどい。
突発的な怒り(癇癪というか、とにかく火がついたかのように暴れる、叫ぶ)を制御できない子供の話。
あらすじを読んでから行ったが、通学付き添い人と接して変わっていく…
©2019 kineo Filmproduktion Peter Hartwig, Weydemann Bros. GmbH, Oma Inge Film UG (haftungsbeschränkt), ZDF