インドネシア版アナベル。
緩めのありがちホラーをツッコミながら楽しもうと思っていたのに、まさかの問題作でした。
他の方のレビューにも書かれていましたが、まずジャケ写の人形が本編に出てくるお人形と違うような…。
目が黒かったから違うように見えてるだけなのか?
そんな感じのネタは豊富なので話を先に進めさせて頂きます。
新居に越してきた若夫婦がいわくつきのお人形を拾ってきちゃってさぁ大変なお話。
前触れも無く唐突に始まる人形襲撃がベタ過ぎてオープニング演出からもう笑えます。
得体の知れない落ちてる人形と一緒に寝ちゃったり、立ちションした木の上に乗っかってる人形が突然家にいてお咎め無しは違う意味で恐怖。
しかもまだ何も起こってない状態で元から「なんちゃらの悪魔」なんつう名前がついちゃってるし前半から予想通り爆笑ポイントが炸裂してます。
徐々に家の中で異変が起こるが、信じてなかった超常現象に対しての理解がえらい早く、話も進展していくがお人形さんはひたすらかくれんぼするだけ。
これはクソ映画かなと思った後半戦。
定番な除霊パターンでいろいろ対策を打つものの効果無し。
こっくりさんみたいに字を書いてくれるんだけど、カカシみたいな棒のゴツさに爆笑。
もっと持ちやすいのにすりゃあ良いのに。
紙めくるのも大変そうだし。
その後、普通に逃げられそうな鳥につつかれたりしつつ、ツッコミ笑いしながら鑑賞してたら衝撃のクライマックスが訪れます。
ここから予想もしていなかった伏線回収が行われるんですが…
マジかよ…
驚愕の真実に放心状態になった。
もう人形なんかどうでも良いレベル。
俺の中の「激アツどんでん返しシリーズ」の仲間入りしました。
これじゃウォーレン夫妻ですらお手上げですわ。
斬新すぎる。
全体的に詰めも甘いですしfilmarksの点数も低いですが、是非Netflix入られてる方でお時間あればご鑑賞下さい。
見逃してる所もあると思いますので他の方の感想も聞いてみたいです。