SENTIMENT

冬時間のパリのSENTIMENTのネタバレレビュー・内容・結末

冬時間のパリ(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

「人生は一冊の本に似ている」
そのフレーズに、どれだけ素敵な言葉達が
溢れるストーリーなんだろうと心を踊らせてみたものの、実体験にフィクションを追加した私小説を「人生」という大きなテーマと比べないで欲しかった。
期待してたものと全然違ったし、
その裏切られ方も好みじゃない側のストーリー。

唯一引用した言葉で軽く響いたのが
「変わらないために変わらねばならない」
そういう言葉が随所に盛り込まれ、
誰かの人生に投影し、
「人生は一冊の本に似ている」という表現に繋げて欲しかった。

まぁこのフレーズは日本版の広告につけたものであり、制作側が意図して載っけたフレーズではないのだろうが。
まんまとフレーズに釣られました。

内容は愛し合い結婚までした2組のカップルが誰も責められないくらい性にだらしないお話とその結末を特に起承転結がある訳でもなく緩やかに見せられるだけ。
ラストが盛大な皮肉にしか感じられなかった。
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