叡福寺清子

冬時間のパリの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

冬時間のパリ(2018年製作の映画)
2.7
老舗出版社の敏腕編集者と俳優の奥様夫婦.その敏腕編集者が担当する作家と政治家のお手伝いをされておられる奥様夫婦.本作はその二組の夫婦を中心とした会話劇でございます.こんばんわ.三遊亭呼延灼です.

ところで皆様は,さして面白くもない,または興味がない人々の会話を延々と聞かされた経験はございますか.私にとっては本作がそう.つまらんのです,会話.ボケもツッコミもなく,わかったようなわからんような小難しい会話が続いたと思ったら,両方の御夫婦共に浮気で下半身のだらしなさを露呈.ましてや,作家さんのほうは,担当してもらっている敏腕編集者の奥様とのW不倫.そんな人間の言う事を誰がまともに聞きます?当然ながら1.4倍速の刑に処しました.

もし関西方面にお住みで本作に興味を持たれたと仰られる方.止めておきなさい.『セトウツミ』を視聴された方が数十倍有意義な時間が過ごせます.現場から三遊亭呼延灼がお伝えしました.