叡福寺清子

ライトハウスの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
3.0
冒頭のA24のロゴで,テンションが上がった三遊亭呼延灼です.こんばんわ.
ですが,そのテンションも中盤以降の謎展開で萎えてしまった三遊亭呼延灼でもあります.こんばんわ.

いや,ホント.わからんですわ.私には物語をちゃんと理解できませんでした.人魚の人形(ダジャレか!?)と共にベッドの穴から出てきた毛らしきものの束,人魚本体,触手,海鳥,アルコール,詩.なにかの暗喩なんでしょうけど,まぁわからない.誰か横でいちいち解説してくれませんかしらね.

確実に私が理解できるのは,ウィレム・デフォーとロバート・パティンソンがすごかったという事くらいです.長回しの中,時代がかった台詞と,文字通り匂いたつオーラ(リアルだと絶対臭い.そもそも貯水槽の洗浄に使ったの何?)で圧巻でありました.特にデフォーさん.生き埋めにされるってんで顔に土をかけられ,口の中に入ろうとも,止めなかった台詞.あれはすごいです.そこだけでも,本作を視聴する価値はございます.っていうか,私にはそれくらいしか語れませんわ,この作品.