大いなる緑の谷の作品情報・感想・評価

大いなる緑の谷1967年製作の映画)

Didi mtsvane veli

製作国:

上映時間:85分

3.6

『大いなる緑の谷』に投稿された感想・評価

oyu

oyuの感想・評価

4.0

石油採掘が始まるせいでそれまでの暮らしを続けることが難しくなった山間集落の牛飼いたちの話
ひとりずつ静かに去って行く牛飼い仲間たち、どこもまっすぐなところのない手作りの家、石油まじりの水、空になった…

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Jaya

Jayaの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

牛飼いのソサナが浮気したりされたりのメロドラマ。銃を担いでは居ても発砲するシーンはなし。荒涼としていてモノクロでは「緑の谷」とは感じられず。

カメラワークや演技が野暮ったく、垢抜けないといった印象…

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qwerty6

qwerty6の感想・評価

3.4
Mozart
《Sonate für Klavier Nr.11 A-Dur K.331》
宮崎

宮崎の感想・評価

-
肉体感覚がこちらまで及んでくるのがすごいのとラストの抱き合う別れる遠景のショットのすごさ
ROY

ROYの感想・評価

4.0

広大な草原を舞台に、伝統を重んじて生きる牛飼いが、近代化の時代の波に歩み寄ることができず、家族とともに苦悩する姿を描く。

■ABOUT
ソサナは、家族とともに「大いなる緑の谷」で、先祖から受け継い…

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mingo

mingoの感想・評価

3.7

近代化についていけなく、変われない男の悲哀に満ちた物語。人が変わるって相当大変なことなんだと己に置き換えて絶望した。牛と共に住処を転々とする牛飼いのソサナは妻を犠牲にして多くのものを失う。
雪が降り…

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子供とのやりとりは微笑ましいのだけれど、基本的に時代遅れの放牧をしてどんどんダメになっていく男とその周辺を見続けるのは結構ツライ。撮影ビミョーだが、ほとんどすべてを失ったラストは少しだけ清涼感。

周りでは工業化での油田開発や集団農業をしている中、牛飼いのソサナはその生活に抵抗し、いつも通りの放牧の生活を続ける。妻のピリムゼはそんな生活に嫌気がさしているが・・・という話。

回りが建物が無く、…

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グルジアの近代化 
大地や家族が崩壊
すべてを失うまで
欲望は果てしなく
甲冑

甲冑の感想・評価

4.0

ジョージア映画祭にて。こういうおっさんの受難劇の方が性に合うなぁ。歌あり踊りあり笑いありの『ケトとコテ』では一寸も笑えなかったのに、逃げられた嫁をテントごと襲ったり、失意の末、女を獣のように追ったり…

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