アルツハイマー病の最先端治療を開発するべく、海底の施設でサメを使った遺伝子操作実験が行われる。
その実験体として使われているのは、獰猛なオオメジロザメだった。
薬物を投与され巨大化した獰猛なサメたちは、より賢さと狂暴さを増して、人間たちを追い込んでいく。
海洋研究所でサメの遺伝子操作して賢いサメに襲われる研究者達の話。
1999年の『ディープ·ブルー』の続編。
2018年に公開されたらしい。
2020年には3も公開されたようだ。
2は前作と比較し、チープな出来。
危険やサメの遺伝子操作を極秘にやっているというベースや、ヒロイン、ヒーロー的な役割がるのも変わりはないが、前作より間違いなくスケールダウンしている。
内容としては、製薬会社で研究しているサメが知能が高くなり、人間を襲うというお決まりの話。
今回はサメの保護活動者が主人公という点が味を出してくるかと思いきや、やはりサメは怖い、という感じに終わったので、保護観点からの映画ではなかった。
5匹いたはずの大人のサメも途中から子を出産した母サメのみとなり、あとは生まれたばかりの小さなサメが登場人物を襲う。
サメの映画というより、ピラニアの映画という感じ。
それと知能が進化したサメという感じがあまりしなかったのも残念に感じたところ。
最初の頭食いと最後の万歳食いはCG頑張ってたんだけどなぁ。
女性主人公の無駄に胸元を強調したウェットスーツの着方はB級らしいサービスだったのかなとは思った。
あと、悪の科学者と顧問弁護士が「研究が終わったらサメどもは皆殺しだ」と悪巧みしているのを、海中の覗き窓からみている母ザメが印象的でした。
「母ザメはみた! 海底でささやかれる悲劇の脚本」みたいな感じでした。