叡福寺清子

バーニングの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

バーニング(1981年製作の映画)
3.0
公開当時の試写会で観たから36年ぶりの再視聴.思い出を喚起させられて,それなりに楽しい視聴時間であった.
サビーニの特殊メイクは今見てもおっ!とはなる.さすがに今の尺度からすればグロ的に刺激少なめだが,赤色多いのは気概を感じる.そしてクロプシーさんのご尊顔メイクも「当時はこれで怖かったのなぁ」と薄目で眺めてしまった.
そのクロプシーさんがどうして日本ではバンボロと(宣伝では)改名されたのかは未だに謎である.まぁ当時高校生だった私は「バンボロ」を気に入ってたので,宣伝としては成功だったんだろう.
今回の視聴で驚いたのは有色人種が見当たらない事だ.大食堂のシーンが何度かあるが,パッと見た限りでは手前の小学生グループにやっと一人いたくらい.メインである年長者グループは白人ばっかり.当時はこれが当たり前だったのなと,ノーブラタンクトップのおっぱいぶるんぶるんお姉ちゃんを眺めながら思った次第である.