ぐわー。
こういう考えオチの作品で観てる人が少ない映画はホントにモヤモヤする！

Filmarksを始めたのも、ちょっと解釈
に自信がない映画を観終わったあとに、自分なりの解釈してから、皆さんのレビュー読むのが楽しみだから。

うーん。レビューが少ないとその手も使いにくいなぁ。。。

青山シアターで配信されてるMYFFFの長編作品の一本です。

全く眠らない父親と息子二人。父は離婚している。二人の息子は父のいるスウェーデンへ。到着すると、父は山奥にある小屋で過ごそう、と言い出す。ピクニック的なものを想像してた兄弟たったが、ガチの山奥。おまけにちょっと不思議な力を持つ弟はとても現実の人間とは思えない怪しい男をちょいちょい見かけることになる。

山での生活は退屈で、都会に帰りたがる兄。しかし、父は頑なに下山しようとはしない。さらに、いつもイライラしてなにかに怯えているようにもみえる。

弟が見る男は誰なのか？
父はなぜそんな山奥に息子たちを連れてきたのか。
そして、父の行動に反旗を翻した兄が本当に恐れていたものとは？？？

はっきりした答えは提示されず、与えられたヒントで、自分なりのオチを見つけなければならないんだけど。。。

★★★以下ネタバレ★★★









父と謎の男は同一人物、ってオチかな？
眠らない、ってのは息子たちを連れ回す父親が虚構で、謎の男が真の父と言うことなんだろうか？ それだとすると兄弟は自力であの小屋に？ なにかを知ってそうな兄が、弟をあそこに連れていったと言うことなんだろうか？

うーん。いろいろ矛盾するなぁ。。。もうちょっと考えてみます(^_^;)

スウェーデンの森の中。
二人の幼い兄弟と離婚した父親が「森の家」を目指して歩く。
美しい風景を楽しみながらのトレッキング…と思ったら大間違いです‼️
じつはかなりのホラーサスペンスです。

しかし、そこはヨーロッパ映画。
二人の子供目線でおとなしく、そして静かに物事が進んでいきます。逆に怖い。

とにかく父親が終始不穏な感じを出しまくってます。
お兄ちゃんの方にだけやたらとキレたり、急に優しくなったり。
たまたま近くにキャンプに来た人らにも冷たく当たります。

なぜ弟だけに優しいのか…それは、、。
一味違うホラーサスペンスを味わい方はぜひ。

• #2018年41本目

離婚した父親とヴァカンスを過ごすため兄と弟はスウェーデンへ。父と一緒に森の奥のコテージで過ごすことになる。全く眠らない父親と、不思議な力があるという弟。兄にはきつくあたり、兄は父親に不信感を抱きはじめる・・

　弟の目線で描かれており、常に不穏な空気、それを煽る音楽、森の中の暗い色彩、父親の誘導、すべての要素が少年に覆いかぶさり、暗闇で”恐怖”と対面することになる。時折悪ふざけの兄の冗談も交えながら、終始緊張感を絶やさない。見えない物への恐怖、子供の中に潜む恐怖、現実と幻覚の狭間で観客の恐怖心をもコントロールしていく。誰もが見えない物は怖い。暗闇は怖い。誰しもにある恐怖を操り、しかし暗闇の中でも美しい物もある。目の前に広がる蛍。暗闇だからこそそれは美しい。父親の恐怖、孤独の恐怖、誰もがもつそれと交差させながら、しっかり不穏な空気をラストまで引っ張っていく。恐怖を作るのは自分自身の心である。

• #myFFF2018
• #myFFF2018_emily