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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのkinacoのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自信を持って生まれ変わったように見える主人公レネーだけど、ずっと見た目にこだわっている部分は変わっていないことがグループコンパのシーンでよくわかる。
イーサンは電話番号を教えたのはただ怖かっただけかもしれないけど、クリーニング店でレネーの電話を聞いて笑っている時点で彼女のキャラクターに惹かれていたんだろうなぁ。
「おたのしみ前のチラ見せよ」「チラ見せの意味わかってる?それじゃ全部見えちゃってるよ」なんて、漫才のような二人のやり取り。ふざけて相手を笑わせてたと思えばその数秒後にベッドに寝そべりささやく顔はとってもセクシーなレネー。
周りの人々がなぜレネーに惹かれていくのか、逆になぜ離れていくのか、とてもわかりやすいのはひとえにレネー役のエイミー・シューマーの演技力の賜物。
自信のある時とない時の顔つきの演じ分けはもちろん、コロコロ変わる表情や情熱的なダンス、泣き崩れる姿にも見入ってしまう。
レネーはチャイナタウンの地下室で受付で働いてる時から毎日ミニスカートを履いてオシャレにコーディネートした服を着ているし、仕事の同僚にもっと楽しく仕事をしよう雑談しようと話しかけるくらいには社交的だ。
やっぱり電話番号を教えたイーサンの直感は間違ってなかったのでは?という気がする。
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