公開時からポスターのラクダ可愛いなぁと気になってた作品。
前半と後半で違った世界線に見える。
静寂を切り裂く名曲の数々がまるで走馬灯のように鮮明に心に残る。
人生とは、運命とは、人間とは。
※愛犬家…
息子が戦死したという知らせを聞いて絶望する両親
だが数時間後、死んだのは同姓同名の別人で息子は生きている事がわかるが…
両親の暮らすアパートと息子が任務に就く検問所を交互に描く
とても独特な作品
…
2017年ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(審査員大賞)、SIGNIS賞スペシャルメンションなど3冠
2017年アカデミー賞 外国語映画賞部門 イスラエル代表
サミュエル・マオズ監督、8年ぶりの長編…
コレは独特だけど嫌いじゃない。
むしろ好き!
イスラエル映画と言えばほっこり感動作のイメージが強かった。『靴ひも』とか『旅立つ息子へ』とか…
コレは違う。もっと言えば今まで観たことの無い世界観だっ…
こんな形で戦争を描いてみせることができるんだ、と驚いた。
映画のなかには戦場シーンはまったくない。
三つの物語が描かれるが、どれも戦争とはほとんど無関係に見える日常シーンだ。
しかし、そこにも戦争…
このレビューはネタバレを含みます
ストーリーは単純ですぐに想像の付く範囲ではあるが、息子の死を知らせる一報を基点にして、ここまで多様な人間劇を淡々と描き切ったことに感銘を受けた。ある種のデカダン的な映画であり、鑑賞者の人生への鬱屈具…
>>続きを読む© Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinéma – 2017